第17話 寂しいママの手酌酒

文字数 547文字

「善ちゃま、最近、来ないわね。。。。。



事件大変なのかしら。。」















誰も来ないカウンター。



ママは席にひとり着いて、



冷酒を手酌して飲んでいる。
















「はぁん♡ おいちい♪(*´˘`*)
、、、、、






んっん~~ん♡











、、、、、、、、、、














でもひとりぼっちは やっぱり、、、、
さびしいわね、、、、、、、、」




ママが冷酒をクィッと飲むと、
唇をキュッと固く結ぶ





そして、ため息が漏れると..







ママがとっくりからお猪口に、またもう一杯注ぐ






「(吸って) んーーーーー
(吐いて) ぅふあぁーーーー、
いい香り。。




よっ!って言って 善ちゃま、、、
ドアから入って来てくれないかな、、、、







、、、、、、、、、、、、、










善ちゃま、、、きっと頑張ってるのよね、
事件解決に向けて。




















、、、、、、ヒック、、







、、、、、、、、、、、、、ヒック、、、









、、、、、、、ヒック、、










好きな人をずっと待つ女の気持ち、、、、






男にはわかんないわよね







愛してくれないと



そのうち

ヒック..






泡になって消えちゃうんだからね






ヒック ....ヒック 」











ママはカウンターに体を伏せて、寝てしまった。


















今夜も月が顔を出し
真っ暗な夜空を
淡く優しい月光が包んでいた







つづく
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