休憩のつづき。アドバイスはポジティブなもの限定がいいと思う

文字数 1,557文字

他人のアイデアをもらうことについて書こうと思ったんですけど、
その前にちょっと、メンタルについての話を書いておくことにします。
書いたものを、読んでほめてもらうのって、本当に嬉しいですよね。

ヒツジは、友だちにすっごく「ほめ上手」な人がいて、
その人にいつも、エピソードを1つ書くたびに、読んでもらってます。
スマホのスタンプや絵文字で、笑顔や泣き顔やハートマークがいっぱい来て、めちゃくちゃ気分が上がります!
持つべきものは、ほめ上手な友だち!
でも、よーく読むと、ほめられてるだけじゃなかったりします。
以前、「うさこちゃん(ミッフィー)」シリーズで世界的に有名なオランダの絵本作家、
ディック・ブルーナさんのドキュメンタリーを見たことがあります。
愛妻家のブルーナさん、新作の絵を2、3枚描きあげて、まず奥さんに見せてました。

奥さん「まあ素敵。とても可愛いわね」←まずほめる
ブルーナさん「ありがとう」←すぐにお礼を言う

奥さん「このお星さまがとくに素敵ね。うーん、だから、
ここにお星さまがひとつじゃなくて、もっとたくさんあったら、
もっと素敵じゃないかしら

ブルーナさん「ああ、そうだね」
奥さん! ほめ上手! かつ、アドバイスの達人!
そしてブルーナさん、素直! 天才で大家なのに素直!
私の友だちの対応が、このブルーナさんの奥さんに似ていることに気づきました。
よーく聞くと、ちゃんと、改善すべきポイントに対してアドバイスをくれているんです。

これ、本当に、すごい技だと思いませんか?
へたすると作品を創る以上にすごい技じゃないでしょうか。
ヒツジにはできないです。
自分が助けられている経験から、声を大にして叫びたいのは、(何度でも言っちゃう、)
持つべきものは、ほめ上手な友だち、ということです!
それも、たんにほめてくれるだけじゃなくて、アドバイス上手な友だち。
そんな友だち、いないよ、というかた、
ご自分が、その友だちになりましょう! ぜひ!
自分に対してほめ上手、アドバイス上手になりましょう!
私も、そのありがたい友だちに出会う前は、ずっと「ぼっち」でそれやってきました。

たんに俺スゲエ的なほめかたじゃなくて、
「このお星さまがいいよね!
だから、ひとつじゃなくて、もっとたくさんあったら、もっと素敵じゃない?」
っていうほめかたを、自分に対して。
そして、
(ここ、声を最大にして言いたい、)

アドバイスと称してディスってくる人たちからは、
最速で逃げましょう!!
演劇をやっていると、お客さまからいろんなことを言われます。
もちろん、ほめてくださるかたもたくさんいますが、
「感想」と称して上目線で、言いたいほうだい言ってくる人もけっこういます。
(メールや葉書にびっちり書かれていて、見た瞬間ヤバかったりします。)

初めはヒツジもいちいちまともに受けて、動揺したり落ちこんだりしていたんですけど、
あるときから、開きなおりました。
そういうの、いっさい、聞かないことにしました。

ブルーナさんの奥さんみたいな人の言うことだけ聞いていたほうが、はるかに成長できます。
書いているともちろん、どうしても、他人の感想に飢えます。
でも、「アドバイスという名のディスり」をもらいに行くのは、
私は、これちょっときつい言いかたなんだけど過去の自分に言ってやると、
【生ゴミの中にまだ食べられる物がないか探すような行為】
だったと思います。
飢えて死ぬ前に、その腐った物を食べて、危ない病気に感染して死ぬかもしれません。
そういうのは、食べちゃだめです。
新鮮な食べ物をくれる、ブルーナさんの奥さんや、私のいまの友だちみたいな人からもらったものだけ、食べればいいんです。
信頼できる人の、ヘルシーでポジティブなアドバイスだけ、聞けばいいんです。
毒物から逃げるのは、恥じゃないし、役にも立ちます。
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登場人物紹介

ミミュラ

このチャットノベルの管理人。ときどきアマビエに変身する。
ヒツジのくせに眠るのが下手。へんな時間に起きてしまったり寝てしまったりする。
お弁当は好きなおかずから食べる派。

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