その10 冒頭の一行は神から来る。最後の一行も神から来る。途中は、人力。
文字数 911文字
先に書いたように、ヒツジは創作を「戯曲」から始めたので、
作品に「エンドマーク(終)」があることが前提、という書きかたを身につけました。
終わりのない舞台作品って、あり得ないですからね。
たとえ、ふんわりした、終わりらしくない終わりかたでも、かならず終わりはあります。
冒頭を決めて、ラストを決めて、あとは、あいだをつなげる。
トンネルの入り口と出口を決めて、あとはひたすら掘っていく感じです。
作品に「エンドマーク(終)」があることが前提、という書きかたを身につけました。
終わりのない舞台作品って、あり得ないですからね。
たとえ、ふんわりした、終わりらしくない終わりかたでも、かならず終わりはあります。
冒頭を決めて、ラストを決めて、あとは、あいだをつなげる。
トンネルの入り口と出口を決めて、あとはひたすら掘っていく感じです。
プロットが助けになるのは、このときです。
いま、どこ掘ってるの? どこへ向かって掘ってるの? あとどれくらい掘ればいいの?
ていうかこれ、もうすぐ終わっちゃうの? ええー、なごり惜しいかも。
という、辛くて楽しい作業を照らしてくれる、ランプ。
それがプロット。ありがとうプロット。
いま、どこ掘ってるの? どこへ向かって掘ってるの? あとどれくらい掘ればいいの?
ていうかこれ、もうすぐ終わっちゃうの? ええー、なごり惜しいかも。
という、辛くて楽しい作業を照らしてくれる、ランプ。
それがプロット。ありがとうプロット。
でね、不思議なことに、半分か三分の二まで掘りすすんだときに、
たいてい、決めておいたラストと違うラストに向かっていることに気がつくんですよね。
「ええっ、そっち?!」という。
そして、たいてい、そのほうがずっといいラストになります。
たいてい、決めておいたラストと違うラストに向かっていることに気がつくんですよね。
「ええっ、そっち?!」という。
そして、たいてい、そのほうがずっといいラストになります。