その2 完全なノープランはかえって不可能だと思う
文字数 394文字
ノープランでスタートした、このエッセイですが、
でも完全にノープランかというと、なんとなく、あります。
こういうことを書こうというのが、頭の中に。
ふつう、ありますよね?
それがぜんぜんないと、
回鍋肉[ホイコーロー]を作ろうと思ったのに、酢豚になっちゃった、
的なことになったりして。
そして、それはそれで楽しかったりして。
行き先を決めない旅行みたいで。
ただし、料理も旅も、自分ひとりでやっているかぎりの話です。
他に人がいて、その人に、
「ひと口めは回鍋肉だったのに、途中から酢豚になってない?」
「海を見に行くって話だったのに、なんで山、登ってるの?」
と不安に思わせてしまったら、とっても申し訳ないですよね。
だから、
誰かにこの作品を読んでもらいたい、と思った瞬間に、たぶん、
プランやプロットって出来はじめているのではないかと思います。
少なくとも、頭の中に。
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