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文字数 7,508文字

 新宿歌舞伎町のど真ん中にあるシネマコンプレックスのロビーは、日曜日とは思えないほど人が少なかった。
 そりゃそうだろう――。ppが出るかもしれないと騒がれているこんな日に、こんな場所にやって来るのは、余程の馬鹿か変人だ。
 余白だらけのソファーの角に腰を下ろす。ショートズームを付けたミラーレス一眼のカメラをリュックから取り出して、ストラップに首を通した。スマートフォンで『ZKD』のアプリを開き、ティファナ・インシデントの最新情報をチェックする。
 ロビーにある大型スクリーンでは、スーパーヒーローが勢揃いしたハリウッド大作映画の予告映像が流れている。赤沢櫂にとってそれは最早、子供騙しの茶番劇にしか見えない。
 アプリ画面にはティファナの動画が、その映像が持つ重要度の順に並んでいる。上位にある物は、既に見終わったものばかりだ。
 警官が、ppになった警官と、銃撃戦をする映像。レーザーポインターの付いたライフルで狙われたppの頭が発光し、直後の被弾で弾けるように爆発する映像。特殊効果もCGも使われていない、本物の映像のオンパレードだ。サイト内の言語には複数の選択肢があり、一部の共産主義国を除いた世界中から書き込まれたコメントが、次々に現れてダウンスクロールしていた。
 登録者から投稿された写真や動画は、サイト内の手続きだけで簡単に映像使用権を買うことができる。閲覧数の横に表示されている数字は、撮影者に支払われる暗号通貨の金額だ。運営側の取り分を引いた支払額そのものが開示され、常に更新されている。
 櫂は大金を手にした自分を想像してみたが、古くなりかけたパソコンを買い換える以外には、何も頭に浮かばなかった。
 思えば、これまでの十六年の人生で、何かを特別に欲しいと思ったことはなかった。櫂の両親は大手広告代理店の社内結婚で、母親は退社した今もフリーランスのアートディレクターを続けている。ゲーム機もプラレールもスケートボードも、欲しいと思う前から与えられていた。リベラルな両親は、中学生の櫂が不登校になった時も、無理に学校に行かせようとはしなかった。高校の入学式に出席せず、新宿に行って歌舞伎町で補導された時も、ただ抱きしめられただけだった。高校に行かなくても大学受験ができる試験の存在を教えられ、櫂はそれを目標にして部屋に籠もった。
 パソコンとインターネットの環境さえあれば、塾も家庭教師も必要がなかった。学習時間は無限にあり、他にやりたいこともなかった。
 高校生でも有職少年でもない、何者でもない状態は、何かの集団に含まれている状態よりもずっと気が楽だった。同級生が三年かけて学ぶ内容は、三ヶ月で頭に入った。こんなことを三年もかけて集団学習することの方が、よほど異常なことのように思えた。
『ZKD』を知り、ppの存在を知ったのは、今年の夏。高卒認定試験の為の勉強に飽きて、大学受験用の学習にシフトし始めた頃だった。
 それは、櫂の人生観を大きく変える、衝撃だった。
 サイトの中では、これまでの経緯が、短い動画にまとめられていた。時村俊吾の主張には破綻がなく、予測し得る結論を明確に示していた。
 地球はいま、ppに侵略されている——。
 十一月の高卒認定試験に、櫂は十六歳で合格した。高卒認定試験にパスしても、大学に入らなければ学歴は付かない。大学受験をするには、十八歳になるまで二年以上待たなければならない。
 二年後に、世界はどうなっているのだろうか。東大どころか東京自体がなくなっていても不思議ではない。それなのに、両親からは何の危機感も見えなかった。心の弱い子供に余計な刺激を与えまいとして、無理に平静を装っている。そんな不自然さも感じられなかった。職業柄、世間の流行に敏感な両親が『ZKD』を知らない筈がない。彼らは、——信じていないのだ。
 櫂は自転車に乗り、街を走るようになった。その半径は少しずつ大きくなり、天気の良い日には自宅のある杉並区から都心まで行くこともあった。ppの噂が広まり、テレビやポータルサイトのニュースで触れられるようになった後も、世の中は平時とさほど変わりがなかった。
 活動的になった櫂に父親は喜び、イタリア製のロードレーサーを自分の分を含めて二台買って来た。これほどの危機に直面しているというのに、家の中は過去にないほど平和だった。サイクリングのライブ配信をしたいと嘘を吐いた櫂に、父親は必要な機材をすべて買い揃え、使い方のレクチャーまでしてくれた。4thアタックがもう数日後に迫っているというのに、両親は果てしなく未来志向だった。熱心に警告しているのは自警団の連中だけで、彼らはカルト教団とボランティア団体の中間のように思われていた。
 そしてその日はやってきた。
 ティファナのニュースに、櫂は文字通り身を震わせた。
 母親は昼食を準備したあと取引先の広告制作会社に打ち合わせに出掛け、父親はそれを食べたあと神戸に出張に行った。父親は家を出る前、櫂の部屋に来て「変な噂があるから今日は念の為なるべく外に出ないようにね」と言った。櫂は「わかった」と頷き、誰も居なくなったダイニングで昼食を食べた。
 世界が終わるなら、それを自分の目で見たかった。
 自分の見たものを世界中と共有したかった。
 それは十六歳の櫂が初めて抱いた野心だった。
 昼食を食べ終わって食器を洗うと、櫂は機材をリュックに詰め、自転車を置いて家を出た。行き先は新宿に決めていた。理由は、ただ歌舞伎町で暴れるppを見たかったからだ。
 自分の子供が自警団に賛同していると知ったら、両親は失望するだろうか——。
 ヘルメットを被っていないだけで、これから櫂のやろうとしていることは自警団の中の撮影班と呼ばれる者たちと何も変わりがない。
 スマートフォンに表示された時刻が15:30になったのを見て、櫂はソファーから立ち上がった。ppの動画を撮って世界中を驚かせたい。平和ボケした人たちの目の前に、現実を突きつけたい。
 ロビーを出た場所は、チケット発券機が並んだスペースになっていて、全面がガラスになった南側の窓からは歌舞伎町のメインストリートが真っ直ぐに見下ろせる。四月に補導された場所も、櫂の視界の中にある。この日が週末と重なったことは、僥倖と言えた。補導されても日曜の日中なら、映画を観に来たと言えば良いだけだ。普通の十六歳だって、日曜日の新宿で映画ぐらい観るだろう。
 もちろん、何も起こらない可能性だってある。ここにppが現れる確率は、商店街の福引きで沖縄旅行が当たる可能性よりもずっと低いだろう。それならそれで構わない。何もなければ大学受験の参考書でも買って、家に帰ればいい。発生初期段階に最前線でその姿を捉えられないのであれば、自室のパソコンで他人の撮った映像を分析する方がよほど有益だ。
 ワイヤレスのイヤホンから警告音が流れ、櫂はスマートホンの画面を見た。
 『ZKD』のトップページには〈TOKYO pp出現〉の文字が点滅し、既に複数の動画が上がっている。
 来た——。
 心臓が、跳ねるように暴れ出す。櫂は最上段の動画をタップし、フル画面表示にした。
 荒川の河川敷でテレビドラマのロケを見学している野次馬の視線で始まった映像は、衝撃的な展開を見せた。交通整理にあたっていた制服の警備員が誘導灯を振り回して暴れ出し、その混乱の中から警官の格好をした男が現れた。人気俳優の斎藤タケルだ。
 斎藤タケルは手にした模造銃を共演者やスタッフに向け、撃鉄をカチカチと鳴らした後、それを握り替え、無差別殴打を繰り返した。腰から特殊警棒を抜いて引き伸ばし、逃げる共演女優の頭に打ち下ろすと、ドラマの効果音とは違うリアルな打撃音がした。カメラを向いた斎藤タケルの顔には不気味に表情がなく、完璧にppを演じているように見えた。その目に捉えられて怯えた撮影者はRECを止めずに走り出し、映像は乱れたアスファルトの連続になった。
 同じ情報を知ったロビーの客が騒めいている。
 櫂は漁るように他の動画を見た。現在進行中の動画には、LIVEのマークが付いている。俳優はまだ制圧されておらず、暴れながら土手を北上する後ろ姿が捉えられていた。
 映画宣伝用のパネルをずらして窓のぎりぎり近くに立つ。主役がppになってしまったこの映画が劇場で観られるのは、多分今日までだろう。
 スマートフォンのカメラを起動して『ZKD』のライブラリーにリンクさせた。首に下げたデジタルカメラの電源も入れ、あとワンタッチでリンクさせられるところまで設定を進めた。
 建ち並ぶ雑居ビルで切り取られた空は晴れていて、街には普段の日曜より少ないながらも、それなりの数の人々が行き交っていた。さすがは歌舞伎町だ。この街の住人にとっては、ppなど他人事なのかもしれない。
 荒くなった鼻息が、窓ガラスを曇らせた。
 櫂は自分がppになったように、彼らを殺戮する妄想を思い描いた。スマートフォンのカメラを手すりの高さにある窓枠に置き、通りが斜俯瞰で収まるように立てかける角度を調整した。
 この場所で、何かが起きる予感があった。荒川だけで終わる筈がない。奴らはいつも東からやってくる。
 スマートフォンの画面の中にパトカーがフレームインして来たのは、そう考えた直後だった。
 歌舞伎町交番方向から走って来たパトカーは蛇行しながら次々に歩行者をはね飛ばし、何人かをフェンダーに乗せたまま急ブレーキをかけ、無料案内所の前にはじき飛ばした。腰を抜かした水商売風の女をバックで潰しながら方向を換える。通行人の中から現れた大柄な男が怒鳴りながらパトカーの運転席に近付き、開いた窓ガラスの隙間を覗き込んだ瞬間、銃声と共に崩れ落ちた。運転席から身を乗り出した警察官が、撃たれた男の仲間と思われる集団に向かって連続発砲し、五人のうちの三人が倒れた。残りの二人が逃げ出した方向に、前輪の向きが調整される。急発信したパトカーは狙いをつけた一群に突っ込み、サイレンを鳴らしながらバックと前進を繰り返すと、新宿通りを左折して消えた。ほんの数分。あっという間の出来事だった。
「すげえ」
 カメラマイクが声を拾わないように口の中だけで呟き、構えていたデジタルカメラを下ろした。ズームの望遠は足りなかったが、この条件ではベストの映像が撮れたはずだ。デジタルカメラの映像も、スマートフォンのそれと同様、『ZKD』のライブラリーにリンクされている。頭を乗っ取られた警察官が一般市民を拳銃で撃ち、パトカーで暴走している。この映像がいま、世界中から注目されているかもしれないのだ。
 また銃声が聞こえてきた。ロビーのモニターに流れるSF映画の予告編の音ではない。
 櫂の脳内に電気が走った。
 補導された時に連れて行かれた交番。歌舞伎町交番の警官が、ppになって発砲しているのではないか――。
 パトカーに乗り込んだ警官はそのまま車を凶器に使い、残った警官は交番のまわりで無差別発砲している――。その仮定に、現時点では矛盾はなさそうだ。
 固定したスマートフォンをそのままにして、エスカレーターを駆け下りた。上りのエスカレーターに逃げ込む人々と交差して、地上に出る。
 至る所に、人が倒れていた。命があるのかどうか、わからない人もいた。最初に撃たれた男性は頭に大きな穴が空いていて、カメラ越しでは俯せなのか仰向けなのか分からなかった。バックで轢かれた女は上唇から鼻まで肉を捲られ、血まみれの顔で泣いていた。櫂は被害者をパンしながら、歌舞伎町交番の方向に向かった。
 シネシティ広場が視界に入ってくる。歌舞伎町交番は広場の前を抜けてすぐの場所にある。
 銃声が近い。血の匂いが強い。
 広場の手前で、櫂は気付いた。
 この街で銃を持っているのは、警官だけではなかった。
 ゲームセンターの柱の陰に隠れて、応戦している男たちがいる。
 やくざだ——。
 路駐した納品業者のトラックの陰にも、パチンコ屋の柱の裏にも、拳銃を持ったやくざがいた。前線から離れた場所には、入れ墨だらけの上半身を丸出しにして、剥き身の日本刀を持ったスキンヘッドの男もいる。その腹には無造作に、二丁の銃が突っ込まれている。
 ドスの効いた怒号が響き、新たなやくざが次々に駆けつけてくる。
 広場には大勢の人々が倒れていた、その中には頭部のない制服警官の死体もあった。警官の首からは放射状に血飛沫が広がっていて、その範囲の中に死体や重傷者が転がっていた。爆発に巻き込まれたのだろうか。櫂はその瞬間を撮影できなかったことを悔やんだ。
 日本刀の男が何かを言って、十人ほどのやくざ然とした男たちが前線に加わった。櫂の位置から生きた警官は視認できず、交番も死角になっている。
 広場の西側を伝って、一本奥の路地から交番の面した通りに向かった。
 カメラを構えて、ビルの壁から通りを覗く。
 交番の前は死体だらけだった。その中にも一つ、首のない警官の死体があった。pp化した二人の警官が、それぞれ別の死体を盾にして応戦している。
 櫂は新宿のやくざの戦闘能力に舌を巻いた。歌舞伎町とはいえ、交番勤務の警官が予備の弾丸を準備しているとは思えない。やくざには十分な兵力と火力があり、殲滅は時間の問題だと思われた。
 警官の一人にズームした。小太りで格闘技経験者のように耳の潰れた若い警官は、黒いジャージを着た大男の死体を抱え、広場に近付いていく。自殺行為だ。知能があれば、そんな無謀な直進はしない。もう一体のppも、その後に続く。顎のがっしりとした背の高い警官だ。
 奴らの握っている銃はオートマチックで、装備品のリボルバーはだらしなく膝の裏にぶら下がっていた。警官は、やくざから武器を奪っていると思われる。
 二人の警官は無表情のまま、シネシティ広場に向かっていく。櫂は回り込むようにして、警官の後を追った。銃弾が飛び交うラインを決死の覚悟で横断し、一階にラーメン屋の入ったビルの裏に身を隠す。
 先頭を歩く小太りの警官が、ゲームセンターの前のやくざを一人撃ち殺し、新たな拳銃を奪った。そこに駆け込んできたやくざらしい男が、至近距離から警官の頭を撃ち抜く。
 爆発が起こり、男はくの字になって吹き飛ばされた。もうひとりの警官が縦にしていた女の体は散弾銃を浴びたようにボロボロになり、背の高い警官も負傷したように見えた。
 それを勝機と見た別のやくざが、道路上に飛び出して銃を構えた。見るからに凶暴そうな、金髪の男だ。
「死ねおらーっ」
 金髪の男は近付きながら連続で発砲し、背の高い警官は被弾して崩れるように倒れた。
 片足で警官の頭を踏みつけ、雄叫びを上げる。
「俺がーっ」
 続く言葉が、見えない怪物に飲み込まれたように途絶えた。
 金髪の男の顔から、表情が消えていく。
「おいっ、どうしたっ」
 状況を理解できない味方が現れて話しかけ、返事の代わりに撃ち殺された。
 夕焼けで赤く染まった歌舞伎町を奇妙な沈黙が支配した。
 金髪の男と同じ組織に所属するものは身内の錯乱に動転し、別の組織に所属するものは抗争の筋を頭に描いて動きを止めている。やくざたちの表情から、櫂はそれぞれの思惑を想像した。
 静止した世界の中で、金髪の男(pp)だけが平然と動いていた。仲間の落とした銃を拾い、何の躊躇もなく無差別に発砲すると、三人のやくざが弾かれて倒れた。弾を打ち尽くすと背の高い警察官が使っていた銃を拾い、無言で歩き出した。
 金髪の男を囲むやくざの輪が、同じ速度で動き出す。
「お前らなにやってんだ。撃て。撃ち殺せ」
 日本刀を持ったやくざがスキンヘッドの頭を赤くして叫び、若いやくざが反射的に放った銃弾がppの耳を吹き飛ばした。後を追って次々に放たれた弾丸が体を貫き、ppの足が止まった。銃弾が撃ち尽くされた間隙の中、日本刀のやくざが輪の中に躍り出る。
 櫂はカメラを構えたまま、上着のポケットを探った。父親の部屋から無断で持って来た小型のレーザーポインターを取りだし、スイッチを押した。
 アスファルトの上を走らせるようにして、赤い光点を進める。光はppの背中を捉えて這い上がり、その頭部を強く発光させた。
「ぬおらー」
 日本刀のやくざが意味不明の言葉を叫び、赤く光る頭を切りつける。刀と骨がぶつかる鈍い音がしたのと同時に、人魂のような光がppの頭から飛びだした。
 相手の腹を蹴り飛ばし、ppの頭に刺さった日本刀を引き抜いたやくざに、レーザーを向ける。
 興奮を上回る恐怖に、櫂はスイッチから手を放した。
 乗り移った——。
 しかも最悪の人間がpp化した——。
 新たなppを囲んだやくざの輪が、乱れながら広がった。
 日本刀を持ったppは悠然と歩き始めた。やくざの輪の外にいた野次馬が逃げ始め、その速度はそれぞれの全速力になった。
 歌舞伎町を制したppは刀を左手に持ち替え、右手で腹に差した拳銃を抜いた。なんの予告もなく引き金が引かれ、ふくらはぎを撃たれた野次馬の女が悲鳴をあげて転倒した。
 やくざたちが話す声を聞いて、このppが街で名の売れた武闘派のアウトローだと察した。
 誰かが奴の頭を打ち抜かなければならない。しかしそれを実行しようとするものは誰もいなかった。やくざたちは情報を交換しながら、距離を取ってppの後に続いた。その隙間からカメラを構え、櫂は後を追った。
 ppは暴走パトカーが走り去ったコースと同じ道を辿り、パトカーが残していった負傷者を仕留めながら新宿駅方向に向かった。パトカーに轢かれた水商売風の女を左手の刀で刺し、女の介抱を放棄して逃げ出した男の背中を右手の銃で撃った。後ろに続くやくざたちは自分の度胸を示すように肩を怒らせて歩き、後方のやくざは笑っている者がいるほど緊張感がなかった。その数は進む度に増え、四十人ほどにまで膨らんでいる。
 櫂は振り返り、シネマコンプレックスのロビーに仕掛けたカメラの場所を見た。ガラス窓には隙間なく野次馬がいて、この行列を目撃している。興奮して調子に乗った若いやくざが銃を向けると、前列の野次馬が慌てて身を伏せた。
 スマートフォンが盗まれていなければ、この通り全体を見渡す映像が、いまもあの場所から中継されているはずだ。ppの後を追い続けているこのデジタルカメラの映像も、相当なアクセスポイントを稼ぎ出しているだろう。櫂にはそう確信できるだけの手応えがあった。ファインダーから見ている世界は、十六歳の想像を遙かに超えていた。
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