中途半端(2023.11.10)
文字数 195文字
いつでも
辞めてやる
と思いながら
いつまでも
辞めずに
働いている
矛盾に苦しんでいる
まさか
辞めると思わなかった
先輩や後輩の
後ろ姿を見送り
取り残された
虚しさは
自分のせいだと
分かっている
辞める勇気が
ないのか
あるいは
辞める理由が
ないのか
転職する
ことの不安と
勤続する
ことの不満と
揺れる僕は
軸がない
ただただ
辞めたい
と思うが
代わりに
やりたい
こともない
ずっと
中途半端
きっと
来年も
同じこと考えている
気づけば
十一月だ
辞めてやる
と思いながら
いつまでも
辞めずに
働いている
矛盾に苦しんでいる
まさか
辞めると思わなかった
先輩や後輩の
後ろ姿を見送り
取り残された
虚しさは
自分のせいだと
分かっている
辞める勇気が
ないのか
あるいは
辞める理由が
ないのか
転職する
ことの不安と
勤続する
ことの不満と
揺れる僕は
軸がない
ただただ
辞めたい
と思うが
代わりに
やりたい
こともない
ずっと
中途半端
きっと
来年も
同じこと考えている
気づけば
十一月だ