第13話 海辺の宿で宴会では

文字数 7,153文字

船は港に戻ってきた。旅館は目の前にあった。
部屋は伊藤さん、市原、私の3人の合い部屋だった。
部屋には3人分の浴衣とタオルと歯ブラシがあった。
お風呂に入って、ゆっくりして6時からは大広間で宴会がある。
伊藤さんと市原は浴衣に着替えて大浴場に向かった。

部屋からは太平洋が一望できた。
田舎の父ちゃんと母ちゃんにも見せてやりたい壮大な景色だ。
せめても普段は食べられないような、贅沢な海の幸をお土産に買っていこう。

部屋には冷蔵庫が付いていた。
鍵がかかっていなかった。ビールやジュース、酒やつまみが入っている。
飲んでいいのだろうか。オレンジジュースを手に取った。
悪い事をしているような気持ちになってきた。
手にしたオレンジジュースを眺めてしばらく考えた。
やっぱり悪い事は出来ない。やめておこうと諦めた。

部屋の外の太平洋を眺めた。海を見ていると心が感傷的になる。
家族の事が色々蘇る。自分だけが幸せになっていいのだろうか。
考えても結論は出てこない。今は目の前の事だけを考えようと自分を納得させた。

6時からは宴会だ。
生まれて初めて宴会に出席する。不安と期待で気持ちが落ち着かない。
こんな時でも一人になるのが好きだった。
何も考えずに海を見ていると気持ちが落ちついてきた。
おこる事柄はみんな運命のように思えた。
大きな流れが自分を幸せな所へ運んでくれそうな気がする。

伊藤さんと市原が戻ってきた。
「早川、風呂に行かないの」
「うん、宴会のあとに入るよ」
「気持ちがいいぞ」
市原はタオルで顔を拭きながら冷蔵庫を開けた。
オレンジジュースを取り出してゴクゴクとラッパ飲みをしている。
「あれ、それ飲んでいいの」
「あったりまえじゃん、だから置いてあるんだよ」
「旅館の人は、誰が飲んだかわからないじゃない?」
「ばあか、部屋で清算するんだよ」
「そうか、そうなのか」
一瞬で疑問が解けた。

伊藤さんが笑っていた。
「早川、全部飲んでいいよ、俺が払うから」
「そうですか、ありがとうございます」
安心してオレンジジュースを飲んだ。
世の中経験してみないとわからない事が多い。
「さあ、そろそろ行ってみるか」
市原と私は伊藤さんの後をついて宴会場へ向かった。

会場にはほぼ全員揃っていた。3人が入っていくと会場から拍手が起こった。
篠原さんが「オシッコたかし」と叫んだ。
いっせいに「オシッコたかし」大合唱が起こった。
篠原さんは続けて「のんべいけんじ」と叫んだ。
また、いっせいに「のんべいけんじ」と大合唱が起こった。
憲次は市原の下の名前だ。次に宮原さんがかわいい浴衣姿で入ってきた。
篠原さんは「メトロン澄子」と声かけた。
また、いっせいに「メトロン澄子」と大合唱が起こった。

もしあそこでオシッコ騒動がなかったら
もしあそこで宮原さんの事をメトロンと言わなかったら
私はなんと言ってコールされたろう。
宮原さんはどんなコールをされたんだろう。
運命は次の場面に備えて、前もって一つ一つ先の脚本を書いている。
過去の言葉や行動は現在の光景となり、それがまた未来の準備をしている。

新入社員3人はみんなの中に溶け込んで行き宴会が開始された。
大広間には人数分のお膳が用意されていた。
酒宴の席は相向かいで4列並んでいた。
前方には一段高いステージがあった。そこにはマイクが一本立っていた。

お膳には生まれて初めて見る料理が並べられていた。
刺身の盛り合わせ、焼きハマグリ、魚介類の天ぷら。
茶碗蒸し、海老、その他、お膳はにぎやかだった。
一人一人の席の間には瓶ビールが何本か置いてあった。

左側の前の席から、宮原、私、市原、伊藤さんの順で席に着いた。
進行役は篠原さんだった。普段はダジャレばっかり言っている。
マイクに立つと人が変わったように滑らかな口調で話しだした。
芋生課長をはじめ何人かの方から歓迎の挨拶があった。
みんな人の前で堂々と話している。普段の職場での姿とは違った面を見せてくれた。
傍らでは乾杯に備えて、旅館の賄いさんが全員にビールを注いでいる。

課長の乾杯の音頭で宴会は始まった。
「それでは新入社員から挨拶をしてもらいます」
篠原さんがこちらに視線を向けてマイクから話しかけてきた。
「最初は市原君からどうぞ」
「ええ、僕からですか」
市原は席を立ち壇上に向かった。篠原さんから市原にマイクが渡された。
市原は流暢に自己紹介を始めた。

次は自分の番だ。
何をしゃべっていいかわからない。緊張感で武者震いがしてきた。
伊藤さんがビールを注いでくれたがコップを持つ手がガタガタ震えていた。
「何でもいいんだよ」と伊藤さんに慰められた。
緊張感でオシッコがしたくなってきた。
市原の大人びた挨拶が終わり、会場はやんやの拍手でにぎわった。

「次はオシッコたかしぃ、じゃなかった、早川孝史君どうぞ!」
会場から爆笑やら口笛やら、拍手、冷やかしの声が巻き起こった。
マイクを渡された。生まれて初めてだ。会場の騒めきを篠原さんが両手で制した。

会場はシーンとなった。その静けさで目の前が見えなくなった。
全員が注目して私の一言を待っている。頭の中が真っ白になってしまった。
言葉が出ない。20~30秒くらい何もしゃべれなかった。
名前を言いたいが、声が出てこない。
「ええと、ええと・・・」
篠原さんの助け舟が入った。
「お名前からどうぞ」
「早川、孝史です・・・」
「出身はどこですか」
「群馬県の太田市です・・・」
「何か趣味は・・・・」
「特にありません・・・」
「特技は何かありますか」
「特にありません」
「仕事は楽しいですか」
「まだ何もしていません・・・」
会場からげらげらと笑いが起こった。

篠原さんも困ってきたようだ。
「それでは、これからどんな事がしたいですか」
「特に思いつきません・・・・」
「職場は楽しいですか」
「はい・・・」
「だいぶ緊張しているようですね」
「・・・・はい」
「じゃあ、最後に一言って終わりにしましょう」
「はい・・・」
「ほら、今思っているがあるでしょ」
「今思っている事ですか・・・」
「はい、どうぞ!」
「ちょっと、トイレに行きたいです」
会場から笑いが爆発した。オシッコたかしぃのコールと口笛が何回も続いた。
「ではオシッコたかしぃさんは、トイレに行ってきます」
篠原さんもやっとこれでオチが付けられたようだ。
何かこの言葉を誘っていた気もする。はめられたんだ。

頭をさげて宴会場を出てトイレに向かった。
旅館の賄いさんがトイレに案内してくれた。
賄いさんの顔もニヤニヤしていた。しょうがないや、笑われて当然だった。
これでやっと開放された。トイレで少し長く時間をとり気持ちを落ち着かせた。

会場に戻るとそこは酒戦乱座の席だった。私の事を気にする人など誰もいない。
自分の席に戻った。市原が待ち構えていた。
「早川、最高だったよ」
「何が・・」
「挨拶だよ」
「何も言ってないよ・・」
「それがよかったんだよ」
「挨拶なんかした事がないからよくわかんないよ・・」
「今度は、歌を歌えって言われるぞ」
「ええ、またか!」
「大丈夫だよ、みんな酔っ払っているから」
どうして宴会の席でテストみたいな事ばかりおきるんだろう。
こんな席にも天国と地獄があった。
宮原さんはあっちこっちの席に行って、酒やビールを注ぎまわっている。
先輩達が「オシッコたかしぃ」と冷やかしながら酒を注ぎに来る。

ステージではカラオケが始まった。
大きなカラオケセットと本棚のようなカセットテープが並んでいる。
分厚い歌詞の本もカラオケセットの横にあった。

1年先輩の岸野さんが歌い始めた。
まさかカラオケもやらされるのだろうか。歌った事など一度もない。
宴会場はメチャクチャだった。4~5人のグループがいくつもできている。
それぞれの塊が大きな声で笑いながら飲んでいる。
ステージでは次の指名された誰かがカラオケを歌っている。
歌っている間は聞いている者はいないが、終わると必ず拍手が巻き起こった。

ステージでは進行役の篠原さんが次のカラオケを歌う者を指名している。
不思議なものでどんなに酔っていても名前を呼ばれるとステージに向かっていく。
自分の名前というものは随分印象深いようだ。

宮原さんは隣の指定席に帰ってきていた。
横には先輩の千葉女史がいて宮原さんの守りを固めている。
市原は世渡り上手であっちこっちのグループを渡り歩いている。
私は仲間に入りきれずに自分の席で料理を味わっっていた。
料理は新鮮な魚介類が多かった。うまいのは間違いないが実感がない。
独身寮の初めての食事に比べると感激が少なくなっていた。
千葉女史が思い出したように私にビールを注いでくれた。
旅館の賄いさんも時々見廻ってくれてお酒を注いでくれた。

伊藤さんが言っていた。
千葉工場の工員の多くは、宇部炭鉱の閉山で一度は職を失った人だと言っていた。
落盤事故や海水流入事故も発生し死ぬ思いをした事もあったという。
実際に亡くなった仲間も何人もいたと言う。みんな地獄を味わった人達だった。
人は表面だけでは判断できない。みんなそれぞれの喜怒哀楽の歴史を持っている。

ステージでは、市原が歌い始めた。石原裕次郎の歌を歌っている。
♪しのびあうこいを~~~
♪つつむよぎりよ~~
うま~い。誰も聞いていない。それでもマイク片手に気持ちよさそうに歌っている。

そろそろ自分の順番が回ってきそうな気がしてきた。自分が歌える歌はない。
最近歌ったのは卒業式の時の校歌だった。
バスの中で聴いた歌謡曲を思い出し始めたが題名がわかるものがなかった。
でも誰も聞いていない。カラオケのボリウムより会場の喧騒のほうが大きかった。
適当に歌っても大丈夫のような気がする。なかなか曲が思いつかない。

・・・・そうだあれがいい。
♪おれはしんじまっただ~で始まるいい加減な歌。
あれだったらうまい下手がない。棒読みしたっわかりはしない。
でたらめに歌っても誰にもわかりはしない。でも題名がわからない。

隣の宮原さんに聞いてみた。宮原さんもほんのりホッペが赤くなっている。
トローンとした目はいっそうまぶたが落ちて今でも寝むりそうだった。
「あの~、ちょっといい」
「な~に、あのさあ、いくらなんでもね、メトロンはひどいと思わない」
「う~ん、それよりさ、歌の題名教えてくれる」
「それよりってな~に、メトロンのことはどうするの」
「でも今、それどころじゃないんだよ」
「なによ、謝ってよ、私のあだ名になっちゃたじゃない」
「ごめん、ごめん、もうこれでいいかな」
「ほんとに、早川君って感じ悪いんだから」
「あのね~、俺は死んじまっただって始まる曲があるだろ~」
「知らないわよ、そんな歌」
「バスの中で流れていたじゃない」

隣で聞いていた千葉女史が笑っている。
「それね~、フォーク・クルセダーズの帰ってきたヨッパライだよ」
「あ、すいません、そうなんですか」
「なに、それ歌うの、笑われるよ」
「大丈夫、みんな聞いてないようですよ」

案の定、進行役の篠原さんからアナウンスがあった。
「次は早川君、ステージに来て準備してください」

市原の歌が3番に入った。会場は騒然として誰もステージを見ていない。
歌なんて聞いている人はいなかった。宴会のBGMみたいになっている。
私はステージの横に行き、カラオケの歌詞の本を見てカ行を探した。
すぐに帰って来た酔っ払いが見つかった。手伝いの旅館の人にそれを告げた。
旅館人が私の顔を見てニヤッとしながら歌詞本を渡した。けっこう長い曲だった。
市原の歌が終わり会場からいっせいに拍手があった。
それもほんのちょっとの時間ですぐにもとの喧騒に戻った。

“帰って来た酔っ払い”のイントロが流れ始めた。
曲がちょうど会場の喧騒とあっている。誰も振り向かなかった。
どこから歌い始めていいかわからない。適当な所から念仏のように唱え始めた。
メロディーなんかどうでもよかった。気が付かない内に終わってくれる事を望んだ。

  ♪おらは死んじまっただ~ おらは死んじまっただ~
  ♪おらは死んじまっただ 天国に行っただ
  ♪長い階段を 雲の階段を
  ♪おらは登っただ ふらふらと
  ♪おらはよたよたと 登り続けただ
  ♪やっと天国の門についただ
  ♪天国よいとこ一度はおいで
  ♪酒はうまいし
  ♪ねえちゃんはきれいだ
  ♪ワーワーワッワー
ふ~、一番が終わった。誰も聞いていなかった。よかった。

会場が少し静かになってきた。2番の頃にはみんなこっちを向き始めた。
何か様子がおかしい。篠原さんが大きく手を振り会場を制している。
唇に人差し指を当てている。
会場に流れるのはこの曲のメロディーと私の念仏だけになった。
歌詞本に目をやっていたので最初は会場の静けさに気が付かなかった。

  ♪おらが死んだのはよっぱらい運転で~
  ♪酒はうまいしねえちゃんはきれいだ
  ♪ワー ワー ワッワー「アレーッ!」
  ♪おらが死んだのは
  ♪酔っぱらい運転で
  ♪おらは死んじまっただ
  ♪おらは死んじまっただ
  ♪おらは死んじまっただ 天国に行っただ
  ♪だけど天国にゃ こわい神様が
  ♪酒を取り上げて いつもどなるんだ
   「なあおまえ、天国ちゅうとこは そんなに甘いもんやおまへんのや
   もっとまじめにやれ」

前に目をやるといっせいに私の事を見ている。
それぞれの顔はニヤニヤ笑っていた。あせった。曲はまだ大分残っている。
この曲の間奏に入っている台詞も棒読みした。

  ♪天国よいとこ一度はおいで
  ♪酒はうまいし
  ♪ねえちゃんはきれいだ
  ♪ワーワーワッワー
  ♪毎日酒をおらは飲みつづけ
  ♪神様の事をおらはわすれただ
  「なあおまえ、まだそんな事ばかりやってんのでっかほなら出てゆけ」

  ♪そんなわけで おらは追い出され
  ♪雲の階段を 降りて行っただ
  ♪長い階段をおらは降りただ
  ♪ちょっとふみはずして
  
なが~い。長すぎる。選曲の失敗をした。
子供のような顔をした自分が念仏のように歌っている。
まじめな顔でふざけた歌をうたっている。
篠原さんが指を口に当てて騒がないように制している。

みんなの視線を意識するとあせってきた。しどろもどろになってきた。
よっぽど面白かったのだろう。会場ではみんな笑いをこらえているようだった。
抑えきれない人はクスクス笑い始めている。

  ♪おらの目がさめた 畑のどまんなか
  ♪おらは生きかえっただ
  ♪おらは生きかえっただ
調子に乗って、続けてアドリブを入れた。
  ♪やっと終わっただ~~。

篠原さんは手を振り回した。
それを合図に会場では笑いが爆発した。腹を抱えている人もいた。
恥ずかしくなって行き場が無くなってきた。身の置き所がなかった。

「はいっ、ションベンたかしぃ君のデビュー曲でした」
急にオシッコがしたくなり足早にトイレに向かった。
“ションベンたかしぃ”の大合唱と拍手に送られて宴会場を出た。
恥ずかしさで生きた心地がしなかった。
篠原さんは一番ウケそうな私をトリに持ってきたのだ。
篠原さんに謀られた。篠原さんは油断ならない。

篠原さんの”オシッコたかしぃ”で尿意を催すようになってしまった。
”オシッコたかしぃ”が条件反射みたいになってしまった。

宴会場に戻るともう終宴の時間だった。三三七拍子の拍手で宴会は終わった。
長かった~。

人は恥をかきながら場数を踏んで賢くなっていく。
社会で生きていくということはこういうことか。

翌朝。
旅館での朝ごはんは驚くほど静かだった。
同じ宴会場に同じようにお膳が並べられていた。
同じ席でご飯を食べた。同じ人数のメンバーなのに軽い挨拶程度で静かだった。
酒がないだけでこんなに違ってしまう。酒の力のすごさを感じた。

1Fロビーの一角にお土産コーナーがあった。適当なお土産を探した。
日頃の習性が出てどうしても値段の安いものに目が行ってしまう。
鯛みそと鯛せんべいを買った。蒸しあわびを買おうと思ったが値段が高かった。
贅沢品を一つでもと思う気持ちがあったが、父ちゃんに怒られるので買えなかった。
「うまいものを食ってるやつは長生きしないよ」
いつもの言葉が頭に浮かんだ。父ちゃんは食べた事もないのに強がりで言う。
遠くにいる自分だけが、いつもうまいものを食べていると思われたくなかった

帰りのバスも同じ席に座った。バスの中は静かなものだった。
バスの中ではほぼ全員が寝ていた。行きと帰りは天と地の差があった。
あとは独身寮に帰るだけ。自分だけの世界に戻った。こんな時が一番落ち着けた。
ポケットに入れておいた詩集と歴史の年表が役に立った。
こうして年に何回かの飲み会で馬鹿騒ぎをし、それを節目に職場の人間関係が深まっていく。

旅館を朝9時に出発して独身寮には昼前に着いた。
あっけないものだった。昨日の1日が遠い思い出のように遠くなっていく。
食堂では何もなかったようにお昼のご飯が用意されていた。
賄いの伊藤さんも普段通り働いていた。
「どうだい、楽しかったかい」
「はい、おかげさまで楽しかったです」
「うちの父ちゃん、馬鹿しなかったかい」
「ええ、だいぶお世話になりました」
「父ちゃん、一杯飲むと、すぐ調子にのるからねえ」
「とくに、何もなかったです」

昼食を食べると完全に通常の生活に戻った。今日はまだ5月3日。連休の真ん中だ。
4日と5日はみっちり勉強して土曜日の朝田舎に帰るつもりだ。
一人部屋の寮の部屋の中で、久しぶりにゆったりとした時を過ごすことができた。

独身寮の自分の部屋に入ると孤独になれた。
孤独は気が楽だった。気は楽だが孤独は人間的に成長しない。
人と日常の会話ができないようでは生きていく甲斐がない気がした。

家に帰るのはあまり気が進まなかった。天国から地獄へ戻るような気がした。
それでも小中可南子に会えると思うだけで気持ちが高ぶった。
片思いでも甘い感情が湧いてくる事が快かった。
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