第7話 次の日
文字数 339文字
この日、トムリィ女史が話を始めた時、それが起こった。
つまり、こうだ。
朝、みんなが再び図書館へと集まってきた。
ラーベスは、「新しい人」リダンと旅に出たい思いだった。手紙の謎を解くためには、もっと大がかりな旅が必要なのだ。今度は、前回とは反対に、西の方へ行こうと決めていた。
ロームジィ館長は、ちょっと不機嫌だった。
朝早く起こされたから。まだ時間はあるのに、トムリィ女史は、なぜこんなにあわててるんだろう。何か大変なことがわかったんだろうか……。
ラーベス、リダン、ロームジィ館長、そしてトムリィ女史の四人が集まり、女史が話を始めた。彼女は、ちょっと不安そうだったが、逆に自信ありげにも見える。
「皆さん、私は……」
あまりにあっけなく、それきりだった。
彼女は消えた。
つまり、こうだ。
朝、みんなが再び図書館へと集まってきた。
ラーベスは、「新しい人」リダンと旅に出たい思いだった。手紙の謎を解くためには、もっと大がかりな旅が必要なのだ。今度は、前回とは反対に、西の方へ行こうと決めていた。
ロームジィ館長は、ちょっと不機嫌だった。
朝早く起こされたから。まだ時間はあるのに、トムリィ女史は、なぜこんなにあわててるんだろう。何か大変なことがわかったんだろうか……。
ラーベス、リダン、ロームジィ館長、そしてトムリィ女史の四人が集まり、女史が話を始めた。彼女は、ちょっと不安そうだったが、逆に自信ありげにも見える。
「皆さん、私は……」
あまりにあっけなく、それきりだった。
彼女は消えた。