第17話 2021年11 月 28 日(日)乗船 16 日目
文字数 900文字
船に乗り始めて早半月が過ぎました。
毎日の通信量が限られているだけに、最近の日本のことがよくわかりませんが、コロナの状況はいかがでしょうか?
思えばコロナとは縁のない世界にやって来たわけですが、
「コロナ禍が終わったら〇〇したい」
としょっちゅう使っていたワードをここでは何も実行できません。
行きたいなと思ってもカラオケも飲み屋もショッピングもラブホも(これは相手がいないし無理か。無理かぁ〜…。うん無理だ。)船の上にはないのです。
もどかしいものですね。
“あなたはコロナ禍が終わったら何をしたいですか?”
街行く若者に聞きました。
♀「(質問のフリップ持って)わたしはぁ、彼氏とぉ沖縄に行ってぇ、ちゅら海でジンベエザメをぉ、見たいです!(*゚▽゚*)ジンベエちゃんってぇ、ウチの彼氏みたいでぇ、何考えてるかわからない表情がぁ超キュートなんよねぇ(*^▽^*)」
♂「ちょおま!(マックのポテト少し落として)何考えてるかわかんねぇってなんだよ(笑)馬鹿だと思ってんだろ(爆)」
♀「怒った!ウケるぅ!今も何考えてるかわかんないしぃ(*^^*)」
♂「いつもお前のこと考えてる」
♀「えっ…\(//∇//)\」
自分で書いてて吐き気がする。
さておき、コロナはなくとも色々な制限を受けているこの生活ですが、日々貴重な体験のフルコースです。
甲板に出て外を見ると、半分が空で半分が海。
時間帯によってその2つが色を変えていく。人の光は一切ない、まさに自然のキャンバスだ。
船内では山のように積まれたおかずを男たちが笑いながら食べ、仕事となると力を合わせて汗を流す。
見たことがないほどの大量の魚も見た。
船員からは書き切れないほどたくさんの話を聞いた。
Tが外国人船員とコミュニケーションを取るのが上手かったのも驚きだった。
普段は知るよしもない、いろんなことを知ることが出来る。
昔は勉強嫌いだったのに、今はそれが楽しい。
そして今日、ジンベエザメを見た。
もちろん野生のジンベエザメだ。
周りに魚たちを引き連れて優雅に海を泳いでいた。
そんなジンベエザメでさえも小さく見える海が広がっている。
僕は知りたいと思った。
ジンベエザメが
何を考えているのかを。
毎日の通信量が限られているだけに、最近の日本のことがよくわかりませんが、コロナの状況はいかがでしょうか?
思えばコロナとは縁のない世界にやって来たわけですが、
「コロナ禍が終わったら〇〇したい」
としょっちゅう使っていたワードをここでは何も実行できません。
行きたいなと思ってもカラオケも飲み屋もショッピングもラブホも(これは相手がいないし無理か。無理かぁ〜…。うん無理だ。)船の上にはないのです。
もどかしいものですね。
“あなたはコロナ禍が終わったら何をしたいですか?”
街行く若者に聞きました。
♀「(質問のフリップ持って)わたしはぁ、彼氏とぉ沖縄に行ってぇ、ちゅら海でジンベエザメをぉ、見たいです!(*゚▽゚*)ジンベエちゃんってぇ、ウチの彼氏みたいでぇ、何考えてるかわからない表情がぁ超キュートなんよねぇ(*^▽^*)」
♂「ちょおま!(マックのポテト少し落として)何考えてるかわかんねぇってなんだよ(笑)馬鹿だと思ってんだろ(爆)」
♀「怒った!ウケるぅ!今も何考えてるかわかんないしぃ(*^^*)」
♂「いつもお前のこと考えてる」
♀「えっ…\(//∇//)\」
自分で書いてて吐き気がする。
さておき、コロナはなくとも色々な制限を受けているこの生活ですが、日々貴重な体験のフルコースです。
甲板に出て外を見ると、半分が空で半分が海。
時間帯によってその2つが色を変えていく。人の光は一切ない、まさに自然のキャンバスだ。
船内では山のように積まれたおかずを男たちが笑いながら食べ、仕事となると力を合わせて汗を流す。
見たことがないほどの大量の魚も見た。
船員からは書き切れないほどたくさんの話を聞いた。
Tが外国人船員とコミュニケーションを取るのが上手かったのも驚きだった。
普段は知るよしもない、いろんなことを知ることが出来る。
昔は勉強嫌いだったのに、今はそれが楽しい。
そして今日、ジンベエザメを見た。
もちろん野生のジンベエザメだ。
周りに魚たちを引き連れて優雅に海を泳いでいた。
そんなジンベエザメでさえも小さく見える海が広がっている。
僕は知りたいと思った。
ジンベエザメが
何を考えているのかを。