まどろみ
文字数 444文字
梅雨の晴れ間はご機嫌ななめ
すぐに隠れて雲多め
今日はいけると洗った服が
激しい風にはためいて
そわそわそわと
気が気じゃない
おまけに時折雨まで混じる
結局諦念
取り込むか
私の体もご機嫌ななめ
朝から貧血ひどいのに
天気のせいで慌ただしい
いやいやほんと
いやほんと
疲労困憊まいったと
窓辺のソファーに飛び込んで
ふうとひと息目を閉じる
風とたわむれカーテンが
すそで顔をなでていく
うるさいしつこい手で払い
ようやく静かに落ち着いた
耳に響くは葉擦れの音
耳に跳ねるは雨の音
───────────
初稿 :2020年7月11日
【活動報告】
https://novel.daysneo.com/author/kei_satsukihara/active_reports/82fc729fea23eec341021f7cfb66b3b7.html
すぐに隠れて雲多め
今日はいけると洗った服が
激しい風にはためいて
そわそわそわと
気が気じゃない
おまけに時折雨まで混じる
結局諦念
取り込むか
私の体もご機嫌ななめ
朝から貧血ひどいのに
天気のせいで慌ただしい
いやいやほんと
いやほんと
疲労困憊まいったと
窓辺のソファーに飛び込んで
ふうとひと息目を閉じる
風とたわむれカーテンが
すそで顔をなでていく
うるさいしつこい手で払い
ようやく静かに落ち着いた
耳に響くは葉擦れの
耳に跳ねるは雨の
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初稿 :2020年7月11日
【活動報告】
https://novel.daysneo.com/author/kei_satsukihara/active_reports/82fc729fea23eec341021f7cfb66b3b7.html