星めぐる舟へ

文字数 468文字

ささの葉ゆれて 気持ちと同じ
路地うら抜けて ふたりで帰る

    浮かれた日々も あったよね?

君の右手はそれをかかえて
  わたしの右手ははにかんで
  君の左手さがしてる

  ふれようか ふれまいか
  つなごうか やめようか

    浮かれた日々が なつかしい

君の左はいつでも特別
  わたしのための場所だから
君は左にわたしを置いて
  いつでもわたしを笑わせる

    浮かれた日々よ もういちど!

ささやくことの葉さらさらゆれる
ゆらりと流れてお空にかえる
お空でひかってキラキラしずむ

君のる舟よ どうか気づいて



───────────
初稿 :2020年7月6日
第2稿:2020年7月7日

【活動報告】
https://novel.daysneo.com/author/kei_satsukihara/active_reports/d04dff9813cc7d4cc5af4bd955b0a8a5.html
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