ラスティネイル

[ミステリー]

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全寮制の学園に通う鮎川秀(あゆかわしゅう)は、留学生・ヴェレシュ・クリシュトフと知り合う。学年は違うが隣室同士ということもあってか次第に打ち解けていく二人。友愛的と思われた二人の関係だが、謎めいたクリシュトフに惹かれ始めた秀はやがて彼の持つ罪の共犯者へと変わる。クリシュトフの口からフルストゥイについて告げられ、禁忌の儀式「血の裁判」を知った秀の前にひとりの青年が現れ、クリシュトフを救えるのは秀だけだと告げる。

登場人物

鮎川 秀

16歳。全寮制の学園に中学から在籍。外部受験ではなくエスカレーターで高等部へ進級した。

好奇心旺盛で屈託のない性格。

ヴェレシュ・クリシュトフ

通称クリス(秀が勝手につけた)本人曰く18歳のハンガリー人。

表情に乏しく、話し方が少し古臭い。自分のことはあまり話さない秘密主義だが、秀には次第に打ち解けていく。来日の理由も謎。

(彼は外国人なのでアイコン画像とは髪の色など大きく違いますが、表情の雰囲気からこちらを選択いたしました)

キシュヴァルディ=レオ

クリスの秘密に深く関わっている男。大柄のアメリカ人で豪快な性格。彼もまた謎多き男でもある。

ファンレター

意外性!

※ネタバレ記述あります。本編未読の方はご注意ください 一気に読ませていただきました! 格調高い文章と緻密な描写、魅力的な登場人物にひき込まれて耽読していたので、殺人事件の場面で心底驚いてしまいました。そこで気づき、今はつくづく納得しています。ああ、こういうのを物語の《意外性》と言うのか! と。 この作品の《意外性》は私にとっては未知の体験でした。全く先(展開)が見えません。でも、細やかな日常生活の描写に夢中なので――翻弄される幸福に浸っています。そして、素晴らしい作品とその創作者であら ... 続きを見る

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小説情報

ラスティネイル

高千穂ゆずる  yuzuru7691

執筆状況
連載中
エピソード
21話
種類
一般小説
ジャンル
ミステリー
タグ
BL, サスペンス, 吸血鬼
総文字数
83,792文字
公開日
2018年12月15日 21:38
最終更新日
2020年07月15日 22:17
ファンレター数
1