気づいた

文字数 160文字

蛍光灯が
切れた

母に
電話したら
いまだに
蛍光灯なのか
とため息を吐かれた

急に
蛍光灯が
切れたから
母が
心配になり
電話したのだが
同情されて
通話は終わった

蛍光灯が
切れた
のではなく
電気が
切られた
ことに気づき
そろそろ
田舎に帰ろうと
思ったが
帰る金もない
ことに気づいた

このままでは
携帯電話の
充電も
できない

心配すべきは
母ではなく
自身だ
と気づいた
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み