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百詩その二(2022.8.6~10.23)
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目次
前のエピソードへ「三十年」
手を合わせる
文字数 143文字
見ず知らずの故人を
手を合わせて見送る
霊柩車が
通る度に
父の
真似だ
父が亡くなった時は
霊柩車に乗った
満開の桜並木で
死んだ父が
手を合わせていた
間違いなく
父だった
ほんとうに
人は
死ぬのだろうか
その日がくれば
僕にも分かるはず
自分が乗せられた
霊柩車に
手を合わせて見送る
父の
真似だ
きっと
その時は
父と並んで
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百詩その二(2022.8.6~10.23)
秋冬
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白い壁
犬だった頃
ジャンプ
耳朶
赤い葉
気づいた
小さな点
モノ
沈んだ時、現れる
砂時計
本気
天狗
ガラクタ
あの日、雨
人でなし
正しい、について
空を見上げろ
赤い実
絶望を断つ
屁理屈だけれど
彼と彼女と彼
悩み
指折り数える
生き人、死に人
真嘘
山のホテルにて
私の中の私
何もなかった
浮かれていた
夏の終わり
言葉
ハンバーガーの食べ方
バスタオル
ボクの心
もつれ
夢の目的地
怒りとは
答えのない不安
ひとりの夏、ふたりの夏
暑い暑い暑い
稲穂、蝉の幼虫そして僕
雲と陽の関係
いつかの道
世界は変わった
人生詐欺
人生の長さ
言葉について
言葉探し
或る罪人
タイトルが物語る
豆ローソクの夜
わたしを変えること
距離について
僕だけではない
ほんの
愛が消えた
ひとり、ふたり、別れ
休みがあったら
弱くて強い、強くて弱い
コーディネート
噂
同居人
飛ぼうとする人
最悪の日
ここから逃げろ
がんばれ、がんばる
どうでもいい人
何をした
アリジゴク
虚しさ
掘り続ける男
転んで笑うふたり
終わりの始まり
気持ち、心地
嫌いなのは
さようならを忘れた世界
犬の名前
七味唐辛子と人生
石
腹が立つ
雨に踊る
正直者の独り言
蟻と僕
皺を数える
嘘つき同志
忘れるために
戒め
迷うこと
スキップ
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雨男
空の缶詰
杓子定規
狂う
許さない
運の男
意志の力
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手を合わせる
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