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百詩その二(2022.8.6~10.23)
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或る罪人
文字数 130文字
表に出ない罪は
罰せられないが
ずっと心の底で
消えることなく
息を潜めている
ひとつ
ふたつ
みっつ
よっつ
いつつ
むっつ
知らず知らずに
増えるものだと
分かっているが
片手では足りず
我ながら呆れる
罪深い
僕には
やがて
天罰が
当たる
だろう
小さく
孤独な
罪人が
平気な
顔して
今日も
怯えて
震える
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タイトルが物語る
百詩その二(2022.8.6~10.23)
秋冬
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白い壁
犬だった頃
ジャンプ
耳朶
赤い葉
気づいた
小さな点
モノ
沈んだ時、現れる
砂時計
本気
天狗
ガラクタ
あの日、雨
人でなし
正しい、について
空を見上げろ
赤い実
絶望を断つ
屁理屈だけれど
彼と彼女と彼
悩み
指折り数える
生き人、死に人
真嘘
山のホテルにて
私の中の私
何もなかった
浮かれていた
夏の終わり
言葉
ハンバーガーの食べ方
バスタオル
ボクの心
もつれ
夢の目的地
怒りとは
答えのない不安
ひとりの夏、ふたりの夏
暑い暑い暑い
稲穂、蝉の幼虫そして僕
雲と陽の関係
いつかの道
世界は変わった
人生詐欺
人生の長さ
言葉について
言葉探し
或る罪人
タイトルが物語る
豆ローソクの夜
わたしを変えること
距離について
僕だけではない
ほんの
愛が消えた
ひとり、ふたり、別れ
休みがあったら
弱くて強い、強くて弱い
コーディネート
噂
同居人
飛ぼうとする人
最悪の日
ここから逃げろ
がんばれ、がんばる
どうでもいい人
何をした
アリジゴク
虚しさ
掘り続ける男
転んで笑うふたり
終わりの始まり
気持ち、心地
嫌いなのは
さようならを忘れた世界
犬の名前
七味唐辛子と人生
石
腹が立つ
雨に踊る
正直者の独り言
蟻と僕
皺を数える
嘘つき同志
忘れるために
戒め
迷うこと
スキップ
風船
雨男
空の缶詰
杓子定規
狂う
許さない
運の男
意志の力
会いたい、会いたくない
三十年
手を合わせる
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