第8話 ローラの魔法を見よう

文字数 538文字

ローラの魔法を見てみたいな
えっ、私の体を?
ローラが服を脱ごうとする。

半分くらい胸が見えている。

体じゃなくて、魔法ね。
ローラががっかりする。

服がずり落ちる。

見ちゃダメ!
マリーが目隠ししようとするが、角矢の顔はマリーの胸に埋まった。
マリーの胸、いい匂いがする。
きゃっ。ごめんなさい。

……角矢さんが望むなら、直接顔埋めてみる?

その辺にしとけよ。
穏便にしてくださいね。周りに気づかれますよ。
まずいことあるの?
攻撃対象になると言うことです。
どういうこと?
この辺では、あまり魔法を使うことがないようですね。

攻撃と言うよりは、生活で使うのが主みたいです。

魔法使えないの?
ローラが服を直さずに言う。
ローラは服を着て。
言われて、やっと服を直す。
大きな魔法ではなくて、小さなものなら、大丈夫かと。
敵と戦うときに見せてもらうと言う方法もあるよ。
もっと、外に行かないと敵は出てきませんよ?
行くの?
魔法見たいからね。
行く前に私の体見て?
どうしてそうなるの?
案外、エッチなんじゃない?
お前に言われたくないだろう。
なんなら、私の体を。
見せなくて良いわよ!
じゃあ、あなたが見せるの?
違うわよ。何でそうなるのよ。ローラの魔法を見るんでしょ?
分かったわよ。

とりあえず、行きましょう。

一行は町を抜けて外に向かった。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

角矢

自由気ままに冒険をしているのんびり者。

あるお触れのせいで急いで先に進まないといけなくなる。

ガリー王

角矢が冒険している地域にあるお触れを出す。

それが混乱を招くとも知らずに。

マイケル

近くの酒場で仲間になる旅人。

力が強く、頼りになるが、仲間に厳しい。

マリー

中腹の町で仲間になる女性。力はないが、頭がよく角矢やマイケルをよく支える。

魔法に開花すると、とんでもない能力を発揮する。


角矢が好きになる女性でもある。

ルナ

ある城にとらわれている召喚獣。

主はいないが、主になってくれる人を探している。

角矢が城に来た時、助けてくれたら冒険の共になると申し出る。

ミーシェ

塞がれた道沿いにある海岸で海水浴をしている女性。

とてもキレイな体をしている。

旅をしている角矢たちにマルシーユの町までの案内をしてくれる。


中盤の町で仲間に加わる。(そこから角矢に恋心を抱くようになる)

ローラ

シーサイド城の奥にある村で魔法使いの修行をしている女性。

回復や補助はまだまだだが、攻撃魔法はかなりのもの。


角矢たちは村を見つけるのに、苦労する。

アマルダ姫

ローラの村から北西に行ったところにある城のお姫様。

かなた遠くにあるため、角矢たちは疲れてしまう。

角矢たちをもてなし、泊まることを勧める。

夜に角矢に体を許すことに。


姫でありながら、治癒魔法の腕前と魔力を込めたアイテムを作る名人。

条件を満たすと、一緒に旅をすることになる。

カネル

試練の洞窟で宝を守る門番。強そうに見えるが、角矢たちに宝を渡そうとする。

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色