第2話 二人目の仲間~秘密の時間

文字数 1,034文字

ここがマルシーユか。

噂に違わぬキレイな町だな。

本当にキレイな町ですね。

どこに仲間がいるのでしょうか?

広くて探すのも大変そうな町だった。
いらっしゃい。

何か用かな?

この町に旅の仲間を探してやって来たんですが。
ああ、角矢さんですか。

しばらくお待ちください。


おーい、角矢さんがお見えになったぞ。

奥で「はーい」と返事する声が聞こえる。


お待たせしました。

マリーです。


角矢さんですか?

あ、はい。

(キレイな人だな。)

キレイな人だったので、思わず見とれてしまった。
? 私の顔に何かついていますか?

仲間を探しに来たんですよね?

あ、いえ。

そうです。

(あぶない。見とれすぎた。)

でしたら、私を仲間に加えてもらえませんか?
もちろんです。

嬉しいです。

・・・嬉しそうだな。

(惚れたか?)

良かった。

よろしくお願いします!

町長の計らいで、マリー家に泊めてもらうことになった。


角矢はその夜、マリーと秘密の時間を過ごすことに。

角矢さん、起きてますか?
マリーさん?

どうかしたんですか?

暗くて見にくかったが、マリーは下着だけだった。

服の上からでは分からない豊かな胸が下着に包まれている。


下も大人らしい物を着けていた。

角矢さんは私のことどう思いますか?
どうって言われても。
魅力、ありませんか?

体は自信あるんです。

マリーが覆い被さってくる。

下着に包まれた胸の谷間が見える。

体の感触でおかしくなるのを抑える。

ちょっ、マリーさん。

ヤバイですよ。

何でよー。

スー、スー。

マリーは覆い被さった状態で寝てしまった。

なんとか、体を動かして寝かせようとするが、下着がずれてしまった。

少し、胸の乳房が出てしまい、乳首が見えてしまった。


見ないようにして、マリーに布団をかぶせる。

自分もまた寝た。

朝になって、光で目覚める。

マリーは先に起きていたみたいだ。

見てみると、マイケルも起きていた。

ようやく起きたか。ずいぶんよく寝ていたな。
すると、マリーが小声で話し掛けてきた。
私のせいよね。

ごめんなさい。

何があったんだ?
私が角矢さんの布団を取っちゃったから。

(本当は私の下着が原因だけど。あのとき、私の体に固いものが当たってたのよね。あれって……)

なんだ、そういうことか。

このあとはどうするんだ?

途中にある城に行くはずよ。

とらわれになっている召喚獣を助けにいきましょう。

召喚獣?

そんなものがあるのか?

俺も聞いたことあるな。

知らなかったのか?

外に出てないからな。

知らなかったよ。

じゃあ、早速行こうぜ。
こうして、角矢たちは城に向けて旅立つのだった。
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登場人物紹介

角矢

自由気ままに冒険をしているのんびり者。

あるお触れのせいで急いで先に進まないといけなくなる。

ガリー王

角矢が冒険している地域にあるお触れを出す。

それが混乱を招くとも知らずに。

マイケル

近くの酒場で仲間になる旅人。

力が強く、頼りになるが、仲間に厳しい。

マリー

中腹の町で仲間になる女性。力はないが、頭がよく角矢やマイケルをよく支える。

魔法に開花すると、とんでもない能力を発揮する。


角矢が好きになる女性でもある。

ルナ

ある城にとらわれている召喚獣。

主はいないが、主になってくれる人を探している。

角矢が城に来た時、助けてくれたら冒険の共になると申し出る。

ミーシェ

塞がれた道沿いにある海岸で海水浴をしている女性。

とてもキレイな体をしている。

旅をしている角矢たちにマルシーユの町までの案内をしてくれる。


中盤の町で仲間に加わる。(そこから角矢に恋心を抱くようになる)

ローラ

シーサイド城の奥にある村で魔法使いの修行をしている女性。

回復や補助はまだまだだが、攻撃魔法はかなりのもの。


角矢たちは村を見つけるのに、苦労する。

アマルダ姫

ローラの村から北西に行ったところにある城のお姫様。

かなた遠くにあるため、角矢たちは疲れてしまう。

角矢たちをもてなし、泊まることを勧める。

夜に角矢に体を許すことに。


姫でありながら、治癒魔法の腕前と魔力を込めたアイテムを作る名人。

条件を満たすと、一緒に旅をすることになる。

カネル

試練の洞窟で宝を守る門番。強そうに見えるが、角矢たちに宝を渡そうとする。

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