プロローグ

文字数 485文字

ここはのどかな村マイサルト。

ここに、のんびり暮らしている青年がいた。

今日も平和だな。
まわりに争いはなく、みんな安心して暮らしていた。
こんな日はのんびりと冒険するに限るな。

急いだって仕方ないし。

だが、村人からこんな話をきいた。

お触れが出たんだってな。見に行ったらどうだ?

また、あの王様が出したの?嫌な予感がするね。

『冒険者よ。私はガリー王だ。日々、冒険ご苦労。いきなりで悪いが、急いで先に進んでもらいたい。突然なので、褒美は用意していない。では頼んだぞ』
先に進めだって?

しかも、褒美なしって。どんだけ無茶なんだ。

角矢は仕方なく、支度を済ませて家を出た。

装備くらい持っていきな。と武器屋の主人が武具をくれた。

頑張ってな!

頑張れって、一人でどうしろって言うんだ。

角矢は嫌になった。


この近くに酒場があるから、寄ってみるといい。誰かいるだろう。
この近くってどこだよ!

どう行けばいいんだよ!

少し北に行ったところに、小屋がある。その隣が酒場だ。

行けばわかる。

分かった。行ってみるよ。

しかし、こんな面倒なことになるなんて。あの王様は。

こうして、角矢は北の酒場に向かって出発するのだった。
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登場人物紹介

角矢

自由気ままに冒険をしているのんびり者。

あるお触れのせいで急いで先に進まないといけなくなる。

ガリー王

角矢が冒険している地域にあるお触れを出す。

それが混乱を招くとも知らずに。

マイケル

近くの酒場で仲間になる旅人。

力が強く、頼りになるが、仲間に厳しい。

マリー

中腹の町で仲間になる女性。力はないが、頭がよく角矢やマイケルをよく支える。

魔法に開花すると、とんでもない能力を発揮する。


角矢が好きになる女性でもある。

ルナ

ある城にとらわれている召喚獣。

主はいないが、主になってくれる人を探している。

角矢が城に来た時、助けてくれたら冒険の共になると申し出る。

ミーシェ

塞がれた道沿いにある海岸で海水浴をしている女性。

とてもキレイな体をしている。

旅をしている角矢たちにマルシーユの町までの案内をしてくれる。


中盤の町で仲間に加わる。(そこから角矢に恋心を抱くようになる)

ローラ

シーサイド城の奥にある村で魔法使いの修行をしている女性。

回復や補助はまだまだだが、攻撃魔法はかなりのもの。


角矢たちは村を見つけるのに、苦労する。

アマルダ姫

ローラの村から北西に行ったところにある城のお姫様。

かなた遠くにあるため、角矢たちは疲れてしまう。

角矢たちをもてなし、泊まることを勧める。

夜に角矢に体を許すことに。


姫でありながら、治癒魔法の腕前と魔力を込めたアイテムを作る名人。

条件を満たすと、一緒に旅をすることになる。

カネル

試練の洞窟で宝を守る門番。強そうに見えるが、角矢たちに宝を渡そうとする。

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