第5話 シーサイド城~序盤のボス討伐

文字数 3,278文字

朝になって、マイケルはビックリした。

角矢が下着姿のマリーとミーシェの胸に触れているからだ。しかも先端を。

角矢さんは胸好きなの?

ふぁー。

そんなところいじったらダメよ。

ふああ。

二人が感じながら欠伸をする。
おはよう、二人とも。
女性の胸触りながら、おはようはないんじゃない?

胸にあいさつしてるみたいよ。

しかも、感じるところを触ってるんだもの。

角矢さんのあれは大丈夫?

あれって?

ああ、大丈夫だよ。

そう言いながら、少し膨らんでるわよ。

えいっ♪

ミーシェが角矢の先端をつついてくる。

いきなりの刺激に反応してしまう。

大きくなったわ。
私たちの下着姿を見ながら、こんなことされたら、大きくなるわよ。

あらっ?

ミーシェ。

それくらいに。

出ちゃうよ。

苦しいなら、出しちゃえば?
ミーシェが下着を下ろして、胸を見せる。

指で先端を擦ってくる。

だめだ、我慢できない。
角矢はあえなく、下着の中に出してしまう。
うわっ。

すごいどくどく出てるわね。

染み出してきたわよ。

やっぱりすごい。

あのときもそうだったけど。

ごくっ。

マリーは指で角矢の先端をなぞる。

角矢は「うっ」と声を出し、下着から飛び出るようにどくどくと噴出させる。

すごい。

こんなに出るのね。

パンツがベトベトよ。

何とかしないといけないわね。

このままじゃ、服が着れないわよね。
二人は下着の上に飛び散ったものを舐め取っていく。

そして、角矢の下着を下ろす。

きゃっ、すごい。

まだ少し出てるわ。

美味しそうだから舐めちゃお♪
今度は二人で角矢の分身を舐める。
気持ちいいよ。二人とも。
・・・
・・・
絶句するマイケルとルナ。

いつ話し掛けようか迷っているみたいだ。

(声かけた方がいいのかな?お前、やれよ)
(嫌ですよ。って言うか、こういう時に「やれ」って言わないで下さい)
えっ、きゃあ!
なに?あらっ。
いつから?
びっくりする三人。
気づいてなかったのかよ。

だいぶ前から、そうだな、マリーが下着を脱ぐときかな?

そんな前から?

って言うか、脱いだんじゃなくて、脱げたのよ。

起きたのなら、次のところに行きませんか?

ある情報を仕入れたんですよ。

どんな情報?
シーサイド城の奥に魔法使いの訓練をしている女性がいる村があるらしいです。

私も見た訳じゃないので、正確には分かりませんが。

シーサイド城の近くなのか?
近くと言えば、近くですね。

ただ、行き方が複雑なんです。

シーサイド城が滅びる前は直接行けたのですが、滅びてからは裏に繋がる出口を見つけなければいけません。

シーサイド城に入らないといけないのか?
はい。

敵も出てくるので危険です。

城なのに?
今は廃墟ですから。

私がいれば大丈夫ですよ。

主、お願いしますよ。

でも、ボスが強いんですよ。

随分、詳しいね。


命令すれば良いんだね?

前の主と一緒にいましたから。

城の中はよく知っています。

ルナが説明する。

入口が1階のAフロア、裏の出口に行くには、3階のEまでいかないといけない。

階段は2つ。3階のEまではどちらかの階段からしか行けない。

2階は部屋を螺旋状に行き来しながら、Dフロアまで行く。

その部屋のどこかに、隠し階段があり、そこを上ると3階のDに行けて近道になる。

1階はともかくとして、2階が厄介だな。
敵も強くなるので、要注意です。
なんだか怖いわね。
ボスはどんなやつなんだ?
兵士です。

どちらかと言うと、兵士の長と言うべきでしょうか?

力もありますし、兵士ながら魔法も使ってきます。

強力なので、私が持ちこたえられるか。

俺も戦うから安心しろ。

俺は戦士なんだ。一応。

俺も一応旅人だけどな。
装備がないと人溜まりもありませんよ。

主はマリーさんたちを守ってあげてください。

分かった。

命令は任せてくれ。

頼みましたよ。

じゃあ、行きましょう。

角矢たちは入口に入った。

敵がうじゃうじゃいる。

棘みたいな敵がこっちに向かってきた。

来ましたよ。

主、命令を。

やれ!
はい!
角矢の命令で、ルナが攻撃し、敵を蹴散らす。

1階のCフロアまで行けた。

ここからは階段を上るが、どちらかが正解だ。

角矢たちは奥の階段を上った。


残念だったな。
亡霊兵士が現れた。

力は強そうだ。

主、命令を。
やれ!
ルナが敵に攻撃する。

しかし、あまり効いていない。

敵は高笑いをしている。

召喚獣をつれていながら、その程度か?

舐められたものだな。

一度落ちるが良い。

角矢たちは階段の下に落とされた。
いてて。

じゃあ、手前の階段だ。

主、大丈夫ですか?
尻餅をついただけだよ。
隣を見ると、マリーがうずくまっている。

スカートがめくれて、パンツが見えている。

きゃあ、見ないで!
あなた、隙だらけよ?
そういうミーシェも肩紐がずれて、下着が見えている。
えっ、きゃあ!
気づくの遅いでしょ。
見たの?
見たのね?(見てほしいけど)
二人に責められる。
少しだけ。
ううー。恥ずかしい。
とりあえず、先へ。

手前の階段を上りましょう。

ルナに促され、手前の階段を上る。

2階に着いた。一本道でないのがよくわかる。

とりあえず、先の部屋へ。
骸骨がいるな。
敵ですね。

力は強くありませんが、魔法を多用してきます。

気を付けてください。

命令していい?
どうぞ、主。

攻撃ですね。

ルナが攻撃するが、堪えていない。

骸骨の目が光った。

ルナが眠ってしまった。

骸骨は鋭い爪でマリーとミーシェの服を切り裂き、横に吊るした。

二人の大きな胸がぷるんと揺れる。

いい体だ。
骸骨は細い手で、マリーの胸を揉む。
いや、ああん。
嫌がりながらも感じてしまう。

骸骨は指をミーシェの穴に入れる。

ひっ、んああ♡
やはり、嫌がるが、感じて汁を垂らす。
うおー!
角矢が敵に向かう。

だが、マイケルに止められる。

待て、一人じゃダメだ。
じゃあ、一緒に?
そのほうがいいな。
マイケルと力を合わせ、攻撃する。

意表を突かれた骸骨は武器を落とした。


その音で、ルナが目覚める。

あれ?

何をしてたんだろう?

ルナ、起きたか?
主、私はどうしたんですか?
骸骨に眠らされていたんだよ。
よくも、邪魔をしてくれたな。

女、コロス。

やばいですね、主、命令を!
やれ!
はい!
ルナが勢いよく攻撃する。

劣勢に立たされた骸骨は攻撃を封じられる。


角矢たちも加わり、攻撃を加えていく。

もう一息だ。

行くぞ!

そして、骸骨の討伐に成功する。


辺りから敵の気配が消えた。

この骸骨が操っていたみたいですね。
これで先の部屋に行けるね。

急ごう。

その前にあの二人を助けないと。
私たちを置いていくの?
この格好じゃ恥ずかしいわよ。
角矢はどこからか服を出して、二人に渡す。

二人に合ったサイズだった。

ありがとう。
マリーが抱き着く。

服1枚なので、胸の感触が直に伝わる。

ありがとう。角矢さん。

んふふ。緊張してるの?

ミーシェも抱き着く。

ミーシェは胸をこすりつけてくる。

ときおり、コリコリした感触がある。


角矢たちは急いでDフロアまで行き、隠し階段を見つけた。

よし、ついにボスと対決だ。
角矢たちは3階のDフロアからEフロアに行き、ボスのいる場所へ。


そこには要塞兵士がいた。

ほう、ここまで来るとは。

だが、お前たちはこの私を倒せん。

己の未熟さを思い知るがよい。

角矢たちは身構える間もなく一網打尽にされ、崩れ落ちる。


あたりに要塞兵士の高笑いが聞こえる。

くそ、ここまで来たのに。

勝てないのか?

がっかりしてたら、女の人が話しかけた。
あなたたち、何をしているの?
あなたは?
わたしはこの奥の魔法使いの村に住んでるローラよ。

もしかして、この敵を倒そうとしてる?

はい。
ローラと言う女性は、魔法使いながら、薄いタンクトップを着ていた。

胸が大きいので、谷間が見えている。

(この女性もかなり大胆なのか、エッチなのか……)
あまり見ないでね。

恥ずかしいから。

そう言って隠そうとしない。
この敵は私に任せて。
調子に乗るな、娘よ。

お前も倒せん。着ぐるみはがして、八つ裂きにしてくれる。

望むところよ。

覚悟はいい?

ローラが様々な魔法で要塞兵士を蹂躙する。

あっという間に要塞兵士を倒してしまった。

もしかして、かなり強いんじゃないか?
もしかしなくても強いよ。

仲間にしたい。

私の村でお礼をさせて。

ゆっくり話をしましょう。

こうして、角矢たちは魔法使いの村に行くことになった。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

角矢

自由気ままに冒険をしているのんびり者。

あるお触れのせいで急いで先に進まないといけなくなる。

ガリー王

角矢が冒険している地域にあるお触れを出す。

それが混乱を招くとも知らずに。

マイケル

近くの酒場で仲間になる旅人。

力が強く、頼りになるが、仲間に厳しい。

マリー

中腹の町で仲間になる女性。力はないが、頭がよく角矢やマイケルをよく支える。

魔法に開花すると、とんでもない能力を発揮する。


角矢が好きになる女性でもある。

ルナ

ある城にとらわれている召喚獣。

主はいないが、主になってくれる人を探している。

角矢が城に来た時、助けてくれたら冒険の共になると申し出る。

ミーシェ

塞がれた道沿いにある海岸で海水浴をしている女性。

とてもキレイな体をしている。

旅をしている角矢たちにマルシーユの町までの案内をしてくれる。


中盤の町で仲間に加わる。(そこから角矢に恋心を抱くようになる)

ローラ

シーサイド城の奥にある村で魔法使いの修行をしている女性。

回復や補助はまだまだだが、攻撃魔法はかなりのもの。


角矢たちは村を見つけるのに、苦労する。

アマルダ姫

ローラの村から北西に行ったところにある城のお姫様。

かなた遠くにあるため、角矢たちは疲れてしまう。

角矢たちをもてなし、泊まることを勧める。

夜に角矢に体を許すことに。


姫でありながら、治癒魔法の腕前と魔力を込めたアイテムを作る名人。

条件を満たすと、一緒に旅をすることになる。

カネル

試練の洞窟で宝を守る門番。強そうに見えるが、角矢たちに宝を渡そうとする。

ビューワー設定

背景色
  • 生成り
  • 水色