一文小説集「使用禁止」等三篇

文字数 173文字

「使用禁止」

 公衆便所の鏡に貼られている「使用禁止」の紙をめくったら、知らない人が映っていた。

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「興味」

 もうすぐ電車が来る駅のホームで、汚い格好のおじさんに、「命の恩人に興味ありませんか」と話しかけられた。

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「イメージ」

 火葬場の煙突をイメージしたこの筒状のお菓子の内側についている黒い物は焦がした砂糖です。
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