第4話 ただ生きている最近の私

文字数 595文字

心の余裕は絶対に必要である。
心の余裕がない今の私は「ただ生きている」かのようだ。
目の前にあるタスクを淡々とこなす。
まるで殺陣をしているような気分である。
立ち向かってくる敵をバサバサと成敗するかのように。

なんとか成敗を終えたあと、私に気力は残っておらず、
おまんま食って、眠る。欲求を何とか満たして終わる一日。

それが仕事というものだろうか。
世間がそうだと答えても、私は私の考えを示していくのだ。

私はもっとクリエイティブしたい。
苦手な横文字を使ってしまったし、そんな一言でまとめることじゃないんだけど。
別に絵を描きたいわけじゃない、デザインをしたいわけでもない。
つまりは文章を書いていきたいということなのだけれど。

少し前にマツコさんが番組で編集者時代を振り返って、
「安定した生活はあったけど、この世界でやっていけばいいと思う自分が目の前に見えたから、これは断ち切るしかないと思って、何の保障もなかったけど無職になった」
と言っていた。

だけど、今の生活を捨てて次に進む決断ができない。
今の仕事が100%嫌なわけではないから困る。
だから、働き方を変えたいと思っている。

次のステージに移るにはやはりレールを変えなくてはいけない。
別の花を咲かせるには、その為の種を撒かなければいけない。

漠然と感じていたことが具現化してくるこの感覚。
懐かしさと、「また冒険するんだなぁ」と自分で自分を客観視している私が居る。



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