第17話 外で飲むビールの味を懐かしむ

文字数 528文字

昨日は久しぶりに親友との時間。
話したいことがだいぶ溜まってきたから、珍しく私から召集をかけた。

私には、たまに会うくらいの友達が数人居る。それくらいで丁度いい。
飲みに出たのはどれくらいぶりだろうか。
外で飲むビールの味を懐かしんでしまった。

夜の空気はすっかりコロナ前に戻った気がする。
夜の渋谷さえも久しぶりで、日ごろ会社と家の往復が多いと気が付かない。

10月に入ってから、私にはスタートしたことが多い。
ずっと参考にしていたスピリチュアルカウンセラーの方のセミナーに行ったり、ジムに入会したり、恋愛が終わって再び独りの生活が始まったり、資格を取ろうと勉強を始めたり。これが全て自らやろうとして求めたのではなく、あっちから自然にやってきて、それを掴んだような感覚。

自然にやってくるというのは感覚的な話だが、ある日ふと思い立ったり、目にする頻度が上がったりして、意図してなくても直感が働いて、思いついた物事を取捨選択してる感じ。

その選んだものが全て自分にとって心地よいからまた気持ちがいい。

そんなこんなを事細かく話していたらあっという間に2時間弱。そして、さらっと「またね」と別れる。その効率的な時間の使い方がこれまた心地良くて、さすが親友だなと感じた秋の夜でした。
ワンクリックで応援できます。
(ログインが必要です)

登場人物紹介

登場人物はありません

ビューワー設定

文字サイズ
  • 特大
背景色
  • 生成り
  • 水色
フォント
  • 明朝
  • ゴシック
組み方向
  • 横組み
  • 縦組み