6つ目:いまさら行ったことないとは言えないから、伏見稲荷大社に行ってみた

文字数 1,623文字

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難易度:低
メリット:「行ったことあるよ」と言える
デメリット:時間が掛かる
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今回も軽い話題だ。

円安の影響でインバウンドが活況だ。日本中、どこに行っても外国人観光客を目にする。
オーバーツーリズムが問題視されているけど、円安で地域経済にはプラスだからのらりくらりと乗り切ってほしいと思う。
いつまで円安が続くか分からない。だから、稼げるときに稼いでおいた方がいい。

さて、今回の話題は伏見稲荷大社だ。
伏見稲荷大社はインバウンド観光地ランキング第4位。日本人、外国人に人気の観光スポットだ。

鳥居に囲まれてSNS映えする写真を撮る、だから流行っている。

私は関西に住んでいたから京都に何度も行ったことがある。仕事でも何度も訪問している。100回くらい行ったことがある。
でも、伏見稲荷大社には行ったことがなかった。
なぜなら、こう思っていたからだ。

――お稲荷さんに参って何が楽しいのか……

関西出身者の中には私と同じように思っている人はいるはずだ。
京都にはもっと歴史的に重要な名所がある。
わざわざお稲荷さん? と思う人はいると思う。

とはいえ、外国人と話していると、必ずといってもいいほど伏見稲荷大社の話題が出てくる。もはや、お稲荷さんだから行かない、という理由は通用しない。

――そろそろ、行くか……

そう思って、伏見稲荷大社に行くことにした。

今回は、まだ行ったことない人に向けて、京都にある伏見稲荷大社について書いてみようと思う。

兵庫県出身、東京都在住の私がなぜ京都について書くのか?
疑問を持つ人もいると思う。

京都の人はホテルに泊まらない。
京都の人は有名な観光地に行かない。

これは京都に土地勘のある関西人にしか説明できないかな……と思ったからだ。
ということで、スタートしよう!

***

まず、伏見稲荷大社に行きたい人に伝えておきたいことがある。これだ。

【伏見稲荷大社は山である】

さて、伏見稲荷大社に初めて参る人が誤解していることが一つある。私も行くまでは誤解していた。

――20~30分で参拝できるだろう

京都に出張に行って、「出張の合間に伏見稲荷大社に行こうかなー」という人もいるだろう。
そう考える人は、伏見稲荷大社を八坂神社や清水寺のようなサイズだと思っている。
まず、そこが間違いだ。
これを見てほしい。



出所:伏見稲荷大社ホームページ https://inari.jp/

伏見稲荷大社は「稲荷山」という山だ。山全体が伏見稲荷大社。
鳥居の始まりで写真を撮って帰るのであれば20~30分で大丈夫だ。
こんな鳥居がたくさんあるから、それっぽい写真が撮れる。


※ 伏見稲荷大社の鳥居


※ 伏見稲荷大社の鳥居


でも、日本人だったら上まで登りたくなると思う。
なぜ登るのか?
そこに山があるからだ!

山を登り始めて上に着くのに1時間掛かる。
道は舗装されているものの、延々と階段を1時間登る。

関東の人なら「高尾山を歩いて登るのと同じ」と考えればイメージしやすいと思う。ロープウェイはない。
そして、降りるのに1時間掛かる。

出張中に「次のアポまでに1時間あるから伏見稲荷に行ってみるかー」と思っても行かないでほしい。次のアポに間に合わない。

重要なのでもう一度書いておく。

【伏見稲荷大社は山である】

上まで登ると2時間掛かるので気を付けてほしい。

***

以上が「死ぬまでにやってみたかったこと」の6つ目「いまさら行ったことないとは言えないから、伏見稲荷大社に行ってみた」についてだ。評価はこちら。

--<評価>---------------
難易度:低
メリット:「行ったことあるよ」と言える
デメリット:時間が掛かる
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時間が掛かることを知っていれば、余裕をもって参拝できるだろう。
それなりに楽しめる。

興味ある人は伏見稲荷大社に行ってみてはどうだろうか?

それでは、検討を祈る!

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