10こ目:富士登山をしてみた(その6)

文字数 1,059文字

7.下山

下山は雲海から出た山、湖など幻想的な景色が広がっている。
こういう景色を横目に砂利道を下りていく。




下山は終始こういう砂利道を歩く。
延々と続く砂利道。下っても下っても砂利道だ。





砂利道を3時間~4時間下り続ける。
横目で見る景色は綺麗だ。
でも、ずっと同じ景色、同じ砂利道を歩き……飽きる。

最後まで砂利道を下りきると6合目に到着する。
6合目からは登りのルートと同じ。
登りと反対方向に進んで富士スバルライン5合目に到着した。


8.まとめ

以上が吉田ルートの行程だ。
ここからは、初めて吉田ルートで富士登山した私の感想だ。

道と景色が単調なので登山としては楽しくない。何度も登るルートではないと思う。
私が次回富士登山をする場合は、別のルートで登るだろう。

登っていて、どの山小屋を予約するかが重要だと感じた。
たしかに、山頂付近の山小屋を予約した方が2日目は楽だ。ただ、上の山小屋を予約すると1日目が大変。
2日目の早朝は渋滞するので、ご来光を見たいのであれば8合目の山小屋を予約しておいた方がいいと思う。

次に、登る前は、高山病にかかるのでは……と心配していた。
でも、登っていると、高山病になっている人は少なかったと思う。
空気が薄くて苦しいと思ったときには、立ち止まって深呼吸しながら休んでいると回復する。高山病はそれほど心配しなくても良さそうだ。
どうしても高山病が心配な人は、携帯酸素を持っていくのも手だと思う。

あと、下山時に特に感じたことは、足腰が弱い人はトレッキングポール(ストック)を持って行った方がいいということ。
安い物であれば1,000円台から買えるから、膝に少しでも不安がある人はトレッキングポールを持っていった方がいい。

私が富士登山で感じたのは以下の4点だ。

・吉田ルートは登りやすいけど楽しくない
・山小屋は8合目がいい
・高山病はあまり心配しなくてもいい
・足腰に不安な人はトレッキングポールを持っていくべき


以上が初めて富士登山した私の感想だ。
「行ってみようかな?」と思っている人の参考になれば幸いだ。


***

以上が「死ぬまでにやってみたかったこと」の10こ目「富士登山をしたみた」についてだ。評価はこちら。

--<評価>---------------
難易度:中
メリット:「富士山に登ったよ」といえる
デメリット:あまり楽しくない
---------------------------

本話が参考になるか分からない。
日本人だったら、一生に一度は富士登山をした方がいい。
だから、楽しくなくても富士登山しよう!

それでは、検討を祈る!
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