7つ目:移転した原美術館ARCに行ってみた

文字数 1,685文字

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難易度:低
メリット:「行ったことあるよ」と言える
デメリット:ちょっと遠い
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今回も軽い話題だ。

日経新聞によれば現代アートのオークション市場は過去20年で25倍に増加したようだ。
私の周りにもアート投資をしている人がいる。比較的手ごろな若手アーティストの作品を買って、値上がりを期待しながら保管しておく。
周りにも投資している人がいるのだから、感覚的には25倍に違和感はない。
あと、時計、ウイスキーなどに投資する人もいる。

私はアート投資をしていない。けど、周りがしているからアート投資に関する書籍は何冊か読んだことがある。
その本には、「今後何十年間、描き続けるアーティストの作品を購入すべき!」と書いてあった。

理由は、アーティストの作品の価値はある時点(芸術賞の受賞など)によって大幅に跳ね上がるからだ。

若手アーティストの作品は有名なアーティストの作品に比べて安く買える。
長く描き続けるアーティストは生涯で受賞する可能性が上がる。
そのアーティストが受賞した時点で作品の価値が上がり、購入額との差額の利益が出る。
アート投資で利益を出すとは、そういうことらしい。

逆に、アーティストが活動をストップすると、その後作品が値上がりすることはない。だから、途中で描くことを辞めないアーティストを探すべきらしい。

パトロンはアーティストの活動をサポートしている。
ただ、パトロンは善意からアーティストをサポートしているわけではない。
アーティストが有名になって作品が値上がりするまでが、パトロンの投資期間だ。
理にかなっている。

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さて、原美術館ARCに行ってきた。

https://www.haramuseum.or.jp/jp/arc/

原美術館ARCは東京都品川区(品川プリンスホテルの裏手)に2021年まであった「原美術館」の別館。原美術館は現代美術専門館として有名だ。

東京都在住の人であれば、行ったことがあるのではないだろうか。

原美術館の展示物は原美術館ARCに移設されている。
例えば、品川で常設展示されていた奈良美智さんの「My Drawing Room」も原美術館ARCに移設されている。

原美術館ARCは伊香保温泉にある。
私の妻が伊香保グリーン牧場で羊と遊んでいる隙に行ってきた。

伊香保グリーン牧場に隣接する緑豊かな広い敷地に作られていて、周囲にモニュメントが配置され、ギャラリーA、B、Cに現代美術作品が展示されている。
特別展示室「觀海庵」には日本の美術品が展示されている。

原美術館ARCは写真禁止の箇所が多いので、撮影できたものだけ掲載する。

美術館のエントランスはこんな感じだ。
ハートがお出迎えしてくれる。



※ジャン=ミシェル オトニエル「Kokoro」2009


ギャラリーAは解放感ある空間に作品が並んでいる。
こちらは名和晃平さんの「森Ⅱ」。これは写真撮影可だった。


※名和晃平さんの「森Ⅱ」

ギャラリーAの天井はこんな感じだ。開放感がある。



品川にあった奈良美智さんの「My Drawing Room」もギャラリーBに移設されている。
※写真撮影禁止でした。

屋外にもいろんな作品が並んでいる。
こちらは、アンディ・ウォーホル「キャンベルズ トマト スープ」。
3メートルくらいあるだろうか? 想像していたよりも大きかった。


※アンディ・ウォーホル「キャンベルズ トマト スープ」

美術館の周囲は緑に囲まれている。



天気のいい日は周辺を歩いているだけで気持ちがいい。
でも、これからの季節は日射病に注意してほしい。

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以上が「死ぬまでにやってみたかったこと」の7つ目「移転した原美術館ARCに行ってみた」についてだ。評価はこちら。

--<評価>---------------
難易度:低
メリット:「行ったことあるよ」と言える
デメリット:ちょっと遠い
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現代アートへの投資はこれからも拡大していくと思うので、伊香保温泉に行った際にはぜひ!

それでは、検討を祈る!

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