僕にしか見えない傷と傷跡(2024.1.19)
文字数 181文字
雨が
洗い
流して
くれる
そんな
傷なら
いいのだけれど
風が
吹き
飛ばして
くれる
そんな
傷跡なら
いいのだけれど
僕にしか
見えない
いくつもの
傷と傷跡は
雨でも
風でも
もちろん
薬でも
治らない
僕にしか
見えない
傷と傷跡が
見える
誰かが
現れたら
見える
誰かが
そっと
触れてくれたら
癒える
のだと
誰かが
教えてくれた
僕は
ずっと
一人だけれど
晴れの日も
雨の日も
風の日も
ずっと
その人を
待っている
まだか
まだか
と
洗い
流して
くれる
そんな
傷なら
いいのだけれど
風が
吹き
飛ばして
くれる
そんな
傷跡なら
いいのだけれど
僕にしか
見えない
いくつもの
傷と傷跡は
雨でも
風でも
もちろん
薬でも
治らない
僕にしか
見えない
傷と傷跡が
見える
誰かが
現れたら
見える
誰かが
そっと
触れてくれたら
癒える
のだと
誰かが
教えてくれた
僕は
ずっと
一人だけれど
晴れの日も
雨の日も
風の日も
ずっと
その人を
待っている
まだか
まだか
と