9. マザーの手紙

文字数 610文字

 1966年10月31日 ヴァルテールにて執筆。



親愛なるみなさん、

神が求められるのは、
私たちが平凡な存在であることであって
完全なものであることではありません。

謙遜であるための方法は:

*自分のことをなるべく語らない。
*自分のだけのことに、
   なるべくかかずらわない。
*つまらない好奇心をもたないようにする。
*他人の問題に手をだそうとしない。
*反論も気持ちよく受けとめる。
*他人の過ちを大目にみる。
*身に覚えのない非難も甘受する。
*他人の願望に譲歩する。
*侮辱されたり、悪口を言われても、
   怒らない。
*無視されたり、忘れられたり、
  軽蔑されても、抗議しない。
*けしかけられても、礼儀正しく、
   穏やかな態度を守る。
*まわりからの賞賛を求めない。
*自尊心を楯にとることは絶対にしない。
*議論において、自分が正しくても、
 云い張らない。





補記:

すでに同内容はコメ付きで公開しています。
これがオリジナルです。

この手紙にはマザーのユーモア(?)を、
確認することができます。

これらができる人が、
平凡のわけがないじゃないですか。
ある意味『完全な人』。

導入部では低きハードルと見せかけて、
最後は難度AAAを飛ばせようとしている。
悪いやっちゃー!」。

                      

出典:マザーテレサ愛を語る。
   日本教文社。平成2年9版より。
   こうゆう

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