第3話 「接近」
文字数 1,393文字
香奈はペチャンコになった、たまごサンドを手に取り教室へ戻っていった──。
── 教室 ──
香奈は自分の席に戻って、たまごサンドを食べながらボソボソと独り言を言う。
すると生徒会終わりの美穂の姿が──。
香奈はペチャンコになった、たまごサンドを美穂に渡した。
香奈はたまごサンドを食べるのをやめ、俯き加減で美穂に話す──。
こんな気持ちは初めてで、他の人に相談するなんて勇気がいる…
けど、いつかこの想いを誰かと共有しないと始まらない。
なぜなら…
人に共有することで恋は実から──。
だから、話した。
こんな気持ちになったのは初めてだ──。
香奈と美穂が話している中、謎の小太りの男の姿が現れる…
謎の小太りの男は香奈に「雛川海斗」と書いてある、あじさい柄のしおりを渡した──。
謎の小太りの男は香奈にしおりを渡し、去っていった──。
── 16:30 ──
放課後──。
教室でたわいもない会話をする香奈と美穂。
── 17:00 ──
香奈は図書室の受付で本の整理をしている──。
香奈はボロボロになった本の整理をしている。
すると──。
1人の男性がやってきて香奈にそっと声をかける──。