最終回「さよなら」
文字数 1,711文字
香奈は傘をさしながら街へと向かう。
雛川にクリスマスプレゼントを買うためだ。
香奈とすれ違う──。
だが突如、黒いレインコートの人は香奈の耳元に話しかけた──。
すると
香奈に強い態度で対抗し始めた。
足を止め振り返る香奈──。
すると──。
どうやら雨の中、作業員が足を滑らせたらしい──。
必死に鉄パイプをどかす香奈──。
雛川の名前は呼ばれなかった。
消えた日からみんなの記憶から消えていき、周りの友達である「美穂」「守」も雛川の存在は覚えていない。
たった1人、香奈だけが覚えている。
兄なんていなかったと思っていたが、高校で一目惚れした人が死んだ兄だなんて思わなかった。
母が書いてくれた本のおかげで、香奈に兄がいた。命を守ってくれた。
そう、学んだのだった──。
おわり
初めてチャット小説を書き、楽しみながら最後まで書くことができました。
特にこの小説で誰かに何かを伝えたいとかはなく、ただの自分の暇つぶしで書いていました。
セリフの違和感だったりストーリーの展開がめちゃくちゃだったり、最終話が納得いかないような内容かも知れませんが自由な発想やたくさんある作品の中で1つぐらいこのようなものがあってもいいのかなと思っています。
改めて最後まで読んでいただいてありがとうございました!!!
(リョウケン)