第12話 「謎」
文字数 1,065文字
図書室にいる香奈と雛川──。
雛川は【四つ葉のしおり】の3巻を香奈に渡し図書室を後にする。
すると本棚の陰で密かに覗いている小太りの男性が香奈の方を見ている。
香奈は受付へと戻りPCで【四つ葉のしおり】を扱っているお店について調べている。
後を追うかのようについてきた小太りの男性は香奈がいる受付の前に立って話を始める──。
小太りの男性は少し食い気味で話しかけ少しイラついているようだ。
香奈は引きつった表情で困惑している。
小太りの男性は香奈の発言を聞き、奇声をあげた──。
小太りの男性は右手で香奈の左腕を掴もうと、自分の腕を上に大きく振りかぶった。
そのとき、誰かが後ろから小太りの男性の腕を掴んだ──。
小太りの男性は図書委員長の雫に殴りかかろうとする。
雫は勢いよく小太り男性の動きを封じ込めた。
小さな小太りは走って去ってしまった──。
つづく