承認欲求の理論

文字数 534文字

承認欲求という言葉がある
『あの人に認められたい』という気持ちのことだ

この承認欲求というものは
生活の中で頻繁にやってくる
きちんと理解しておく必要がある

生まれた時に子供がまず頼るのは親だ
親に認められたいという気持ちが育つ

そしてその後の学生時代、
『良い成績をとれば』
『スポーツができれば』
親に先生に、同級生に認められると考える
その繰り返しで承認欲求は
自分に本来備わっているような
当たり前のものになる

その後社会に出て承認欲求は多様化する
『仕事を頑張って上司からよくやったな、と、いってもらいたい』
『どんなに忙しくて寝不足でも、仕事は断らない、周りにあの人はタフだと思われたいんだ』

複雑な承認欲求もある
『私がいままでこれだけ頑張っていたんだ、抜けた穴を埋めるのは骨が折れるだろうな』
『私はこんなに不幸なの、こんなに不幸なことがあったの、同情して私が不幸だと認めてほしい』

この世は承認欲求だらけだ

承認欲求は悪いものばかりではない
世間にみとめてもらいたいという気持ちで
実際に自分が希望する分野で成功する人は多い

しかし、承認欲求の存在、成り立ちを知らないと
自分が本当にやりたいことよりも
他人から認められることを優先して
やりたいことができなくなる

本当にやりたいことをひとつ見つけるべきだ

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