人の名前を呼ぶこと

文字数 337文字

大学生の時に友人が何人か自宅によく遊びに来ていた
友人の一人が私の父とすごく親しくしていたのだが私からみるとそれには理由があった

普通であれば、〇〇のお父さんなどと言うところを、彼は太郎さんと言うように下の名前で呼んでいた

田中さんは沢山いるが太郎さんはそんなにいない
家族であればみんな田中さんだ
田中さんというだけではだれもピンとこないだろう

誰でも太郎さんと名前で呼ばれた方が
『この人は私のことをちゃんと知って、呼んでいるんだな、なにを話すのかな?』
と好感を持ち、話を聞く体勢になると思う

私はそれを仕事で実践することにした
ある程度親しい間柄になると患者、患者家族を下の名前で呼ぶようにした

そういうふうにしているうちに自然と打ち解けやすい雰囲気になることが非常に多くなったように思う
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