本当にやりたい仕事の見つけ方

文字数 1,066文字

今の仕事は自分に合っていない 転職したい
今あなたはそう思っているだろうか

自分が本当にやりたい仕事とはなんだろう?
わたしはそれに対する解答を教わったことはない
先日読書をしていて、この答えがわかったので記録しておく

まず仕事とはなんだろう
仕事=作業だ
今後生きていく上で膨大な時間を費やす作業のことだ
パン屋ならパンを焼く作業だ

とにかくパンを焼く作業がものすごく好きだったら
パンを焼いている作業中はずっと好きな時間だ
パン屋という仕事は苦痛にはならない

とにかく動物が好きだったら
動物と触れ合っている時間はずっと好きな時間だ
トリマーやペットショップ勤務、獣医、動物園職員などは天職といえるだろう

自分が何が好きかがみつからない場合
それは本当に好きな仕事、作業を経験していないはずだ

とんこつラーメンが一番好きなんです
というのはとんこつラーメン、醤油らーめん、塩らーめん、味噌らーめんを食べて初めてわかることだ
食べてもいないのにとんこつラーメンが好きだとわかるわけがない

建築士の仕事、作業が一番好きなんです
というのは建築士を経験するのはもちろん、そのほかの職業を経験して初めてわかることだ

トライアンドエラーとはまさによく言ったもので
その仕事が楽しいのか、つまらないのかは
経験してみないとわからないことだ

ではなぜこのようなことが今までわたしはわからなかったのか

日本では自分のやりたい作業を考えて就職するよりも
周囲からの目やステータスを気にして就職することの方が多いからだと考えている

日本では受験戦争は苛烈だ
だが頑張って勉強したからといって
やりたい仕事につけるようなシステムではない

受験戦争を勝ち抜き合格し良い大学に入る
大学に入ると今まで大変だった受験戦争を経験した分
その反動で遊ぶ 大学入学してから1年はほとんど無駄だ
そして就職活動の時期になると
社名の売れた会社や収入の安定した会社に
入社することがステータスだと教わる
就職活動に勝ち抜き希望通りに就職
数年仕事を経験する
作業を経験したが楽しいとは思えない
今の仕事は自分に合っていないと思う

逆にやりたいことがわかっていても挫折することがある
昔から自分は漫画を描くことが好きだ
高校には行かずに漫画家のアシスタントとして就職
数年仕事を経験する
だが作業を経験した結果、楽しくなくなってしまった
漫画を仕事として描くのが苦痛だ
今の仕事は自分に合っていないと思う

色々なパターンがあると思う
いずれにせよ何事も経験しなければ
本当にやりたい作業もやりたくない作業もわからない

自分が好きだと思う作業を思い浮かべて仕事を始めてみる

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