同じ病のひとでもふるまいが違うとこちらのイメージも変わる

文字数 261文字

頚椎損傷を負った患者達がいる
後遺症で首から下に痛みが残る人は多い
だがそのふるまい方は様々だ

A
『痛い、この痛みを今すぐに治してくれ』
『なにをするにも痛くて気がおかしくなる』
『あーつらい』
『痛いからもうやめてくれ』

B
『そりゃ痛いもんは痛いです』
『つらいけどそれを言ってどうなる』
『自分のためにも明るく振る舞ってるんだと思う』
『たまに夜壁に向かって泣いてます』

暗く鬱々としている人もいる
明るく振る舞う人もいる

私は腰が痛い
それだけで嫌だなあ辛いなあと思う
私のためにも私と接する人のためにも
Bさんのようになりたい

でもやっぱり腰は痛い
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