第４話：バブル、株成功と未来予想
文字数 2,043文字
１０月９日の早朝、証券会社の担当者から電話が入りＮＥＣ株の気配値が２６００円と高く売りと言われた。それに同意し、全株成り行き売り注文を出すと直ぐ売れた。その結果、税引き後利益が２８１０万円で残金が２８８０万円となった。その晩、武久勝正さんと祝勝会をして株投資の成功を祝った。武久勝正さんの話の中で、今後、日本でも１人１台の小型コンピュータの時代がきっと来る。
だから、ＮＥＣや富士通株の株価を注視して安いと思ったら買うと言った。その意見に対して、そうかもしれないと同意した。１０月１２日、利根川進が日本人初のノーベル生理学・医学賞を受賞。土地や証券の投機が経済全体に波及。いわゆるバブル経済が１９９１年まで続いた。日経平均株価が終値ではじめて２万円を突破。歌手マイケル・ジャクソンとマドンナが来日公演を行った。
１９８８年には、３月１３日、青函トンネルが開通した。これにより本州と北海道、四国を結ぶＪＲの鉄道路線も開通した。そして、ＪＲグループ初となる大幅なダイヤ改正を実施した。４月１０日、瀬戸大橋開通した。６月１８日、新聞の報道によりリクルート事件が発覚した。昭和天皇の病気が報道され、日本各地で祭行事やイベントの自粛・延期が相次いだ。
日経平均株価が終値ではじめて３万円を突破。１９８８年には、新しい出発を祝う曲として結婚式や退職のお祝いの場でも歌われる「乾杯」が大ヒット。ちょっと強面の長渕剛という歌手が歌っていた。やがて１９８９年になると、１月７日、昭和天皇が病気のため崩御された。翌８日、昭和「１９２６年～１９８９年」から平成へ改元された。
２月９日、戦後を代表する漫画「鉄腕アトム」で知られる国民的漫画家の手塚治虫が死去した。４月１日、消費税が３％でスタートした。４月２１日、任天堂の携帯型ゲーム機「ゲームボーイ」が新発売された。４月２７日、松下電器産業「現在のパナソニック」創業者の松下幸之助が死去した。６月２４日、戦後を代表する女性歌手の美空ひばりが死去。その後に女性としては初の国民栄誉賞を受賞した。
９月２７日、横浜の名所、ベイブリッジが開通した。１１月４日、オウム真理教問題を追及していた弁護士・坂本堤とその一家がオウム真理教幹部により殺害された。１２月２９日、日経平均株価が史上最高値３８９１５円を記録した。こうして１９９０年代に入った。１月１２日、礼宮文仁親王、川嶋紀子が結婚し、秋篠宮家を創設。２月１８日、第３９回衆議院議員総選挙が開票された。その結果、自民党が単独過半数を維持した。
１１月１２日、明仁天皇の即位の礼が挙行された。１１月２１日、任天堂の家庭用ゲーム機「スーパーファミコン」が新発売された。こうして１９９１年となり､春４月、嵯峨和美は、地元の船橋中学に入学するのでカバンや必要なものを買いそろえた。こうして４月から近所の子供達と船橋中学校へ通い始めた。この頃になると和美は、現在起きていることから将来の事を考えるようになった。
「もし、こうなったら良いけど・・・、でも、きっと無理よ」
「多分、こうなる可能性が高く８割くらい。そうでない可能性は、２割以下ね」
「こういう未来予想ゲームを自分一人で想像して楽しみ、決して他言しなかった」
「幼い頃、未来予想の話を他人にして、馬鹿にされたのが、トラウマになっていた」
６月３日、雲仙普賢岳の噴火による火砕流で死者、行方不明者４３名を出した。６月２０日、東北新幹線の上野駅〜東京駅間が開業し便利になった。９月１日、世界陸上選手権東京大会の男子マラソンで谷口浩美が日本人男子として初優勝した。「ウォーリーをさがせ！」と言うゲームが、ブームを巻き起こした。マツダ７８７Ｂが日本車としてはじめてル・マン２４時間レースで総合優勝。
その後、バブル景気が終了し、「失われた２０年」が始まった。東京ラブストーリーが大ヒットし社会現象となりトレンディドラマが全盛期を迎えた。「カーボンナノチューブ」が科学者の飯島澄男によって発見されたのも１９９１年だった。１９９２年が明けると、１月２６日、大相撲で貴花田光司が１９歳５か月の最年少幕内最高優勝を飾った。
４月２７日、任天堂の長寿ゲームシリーズの第1作目「星のカービィ」ゲームボーイ用が新発売された。８月２７日には、任天堂の長寿ゲームシリーズの第1作目「スーパーマリオカート」スーパーファミコン用が新発売された。力士の貴花田光司と女優の宮沢りえが婚約したが、翌年の１月に破局した。１９９２年１１月１７日の朝、証券会社の担当者から電話が入った。
その電話で富士通株の気配値が５０２円と安く買いと言われ同意し３万株成り行き買い注文を出すと１５０６万円で買え残金が１３７４万円となった。その後、銀行に出社すると武久勝正さんも３万株買ったと耳元でささやいた。この頃、嵯峨勝一は、娘の和美に株投資の話をすると興味ありそうに聞いていた。今後、パソコンの時代が来ると言うと同意した。
だから、ＮＥＣや富士通株の株価を注視して安いと思ったら買うと言った。その意見に対して、そうかもしれないと同意した。１０月１２日、利根川進が日本人初のノーベル生理学・医学賞を受賞。土地や証券の投機が経済全体に波及。いわゆるバブル経済が１９９１年まで続いた。日経平均株価が終値ではじめて２万円を突破。歌手マイケル・ジャクソンとマドンナが来日公演を行った。
１９８８年には、３月１３日、青函トンネルが開通した。これにより本州と北海道、四国を結ぶＪＲの鉄道路線も開通した。そして、ＪＲグループ初となる大幅なダイヤ改正を実施した。４月１０日、瀬戸大橋開通した。６月１８日、新聞の報道によりリクルート事件が発覚した。昭和天皇の病気が報道され、日本各地で祭行事やイベントの自粛・延期が相次いだ。
日経平均株価が終値ではじめて３万円を突破。１９８８年には、新しい出発を祝う曲として結婚式や退職のお祝いの場でも歌われる「乾杯」が大ヒット。ちょっと強面の長渕剛という歌手が歌っていた。やがて１９８９年になると、１月７日、昭和天皇が病気のため崩御された。翌８日、昭和「１９２６年～１９８９年」から平成へ改元された。
２月９日、戦後を代表する漫画「鉄腕アトム」で知られる国民的漫画家の手塚治虫が死去した。４月１日、消費税が３％でスタートした。４月２１日、任天堂の携帯型ゲーム機「ゲームボーイ」が新発売された。４月２７日、松下電器産業「現在のパナソニック」創業者の松下幸之助が死去した。６月２４日、戦後を代表する女性歌手の美空ひばりが死去。その後に女性としては初の国民栄誉賞を受賞した。
９月２７日、横浜の名所、ベイブリッジが開通した。１１月４日、オウム真理教問題を追及していた弁護士・坂本堤とその一家がオウム真理教幹部により殺害された。１２月２９日、日経平均株価が史上最高値３８９１５円を記録した。こうして１９９０年代に入った。１月１２日、礼宮文仁親王、川嶋紀子が結婚し、秋篠宮家を創設。２月１８日、第３９回衆議院議員総選挙が開票された。その結果、自民党が単独過半数を維持した。
１１月１２日、明仁天皇の即位の礼が挙行された。１１月２１日、任天堂の家庭用ゲーム機「スーパーファミコン」が新発売された。こうして１９９１年となり､春４月、嵯峨和美は、地元の船橋中学に入学するのでカバンや必要なものを買いそろえた。こうして４月から近所の子供達と船橋中学校へ通い始めた。この頃になると和美は、現在起きていることから将来の事を考えるようになった。
「もし、こうなったら良いけど・・・、でも、きっと無理よ」
「多分、こうなる可能性が高く８割くらい。そうでない可能性は、２割以下ね」
「こういう未来予想ゲームを自分一人で想像して楽しみ、決して他言しなかった」
「幼い頃、未来予想の話を他人にして、馬鹿にされたのが、トラウマになっていた」
６月３日、雲仙普賢岳の噴火による火砕流で死者、行方不明者４３名を出した。６月２０日、東北新幹線の上野駅〜東京駅間が開業し便利になった。９月１日、世界陸上選手権東京大会の男子マラソンで谷口浩美が日本人男子として初優勝した。「ウォーリーをさがせ！」と言うゲームが、ブームを巻き起こした。マツダ７８７Ｂが日本車としてはじめてル・マン２４時間レースで総合優勝。
その後、バブル景気が終了し、「失われた２０年」が始まった。東京ラブストーリーが大ヒットし社会現象となりトレンディドラマが全盛期を迎えた。「カーボンナノチューブ」が科学者の飯島澄男によって発見されたのも１９９１年だった。１９９２年が明けると、１月２６日、大相撲で貴花田光司が１９歳５か月の最年少幕内最高優勝を飾った。
４月２７日、任天堂の長寿ゲームシリーズの第1作目「星のカービィ」ゲームボーイ用が新発売された。８月２７日には、任天堂の長寿ゲームシリーズの第1作目「スーパーマリオカート」スーパーファミコン用が新発売された。力士の貴花田光司と女優の宮沢りえが婚約したが、翌年の１月に破局した。１９９２年１１月１７日の朝、証券会社の担当者から電話が入った。
その電話で富士通株の気配値が５０２円と安く買いと言われ同意し３万株成り行き買い注文を出すと１５０６万円で買え残金が１３７４万円となった。その後、銀行に出社すると武久勝正さんも３万株買ったと耳元でささやいた。この頃、嵯峨勝一は、娘の和美に株投資の話をすると興味ありそうに聞いていた。今後、パソコンの時代が来ると言うと同意した。
