第１１話：結婚式、競馬、ヤフーの儲け
文字数 2,091文字
そして、新郎新婦の昔話や祝福する話、歌が飛び出し、にぎやかな結婚式であった。その晩、新郎新婦は、そのホテルに泊まって、北海道、函館、札幌、小樽、旭川など３泊４日の新婚旅行に出かけた。６月１５日、新婚旅行から帰ってき三条夫妻が、お土産を持って嵯峨家へやってきた。こうして、三条夫妻は、小岩の賃貸マンション住むことになった。１１月９日、第４３回衆議院議員総選挙、自由民主党議席減、民主党躍進した。
１１月２９日、イラク北部で、日本人外交官２人とイラク人計３人が銃撃され死亡した。この年、ＳＭＡＰのシングル「世界に一つだけの花」が２５７万枚の大ヒットを記録した。２００４年が明け、1月1日、明治生命と安田生命が合併し、明治安田生命が誕生した。１月３日、真弓さんが、嵯峨に競馬いきたいわねと告げた。
そこで、嵯峨が武久さんに電話すると２月２９日の中山記念に行くつもりだが、大丈夫かと聞かれ行きたいので宜しくお願いしますと答えた。待ち合わせは１１時過ぎ、中山競馬場のレストランと決まった。こうして当日は、できるだけ正装に近い格好で、おめかしして中山競馬場に入った。レストランに１１時過ぎに入ると、いつものジャケットを着た武久さんが、こっちだと手招きした。
昼食をとりながら嵯峨が、武久さんに競馬はどうですかと聞くと順調で問題ないが、株の方が下がってしまって赤字になってると打ち明けた。その後、今日の馬券の話になり、単勝１番人気の武豊が乗る１番サクラプレジデントを１０枚と馬連は、サクラプレジデントと２番人気のサイドワンダー２０枚と語った。それに対して嵯峨夫妻は、単勝１番人気の武豊が乗る１番サクラプレジデントを３０枚ずつ買うと話した。
食事を終えて馬券売りが混む前にそれぞれ馬券を買って来た、今日は、以前の皐月賞のようには混んでいなかったので、よく見える観覧席を探して早めに座った。曇りで肌寒いので厚手のコートで防寒していた。それでも出走前になると雰囲気が盛り上がった。今回もスタートの時の緊張感がありピンと張り詰めた空気がスタートと同時に弾ける。
まるで、膨らんだ風船が破裂するようなドキドキ感が真弓さんは大好きになった。何だか、やみつきになりそうだった。今回もゴールに近づくにつれて歓声が大きくなり行けーとか、追い込めーという叫び声が、観覧席の空気をかき混ぜて、興奮が最高潮になりゴールすると興奮の風船が破裂する。こうして優勝は、１番の桜プレジデント、２位は、３番人気のであった２番のサイドワインダー。
武久さんの選んだ２番人気の１５番のローエングリンは、惜しくも３着であった。その結果、武久さんは、－４９００円、嵯峨夫妻は＋３３００円ずつだった。すると武久さんが残念と言った。でも株の負けより、まだましだとつぶやいた。最近の日本株の下げがきついのを知っていた嵯峨は、どの位、負けてるのか心配になったが、武久さんの気分を害するかもしれないと思い詳細を聞く気になれなかった。
こうして今回も本八幡の居酒屋で熱燗と焼き鳥、鍋物を食べた。お勘定は、全て嵯峨夫妻が出した、それを見て、武久さんが、かたじけないと言うと大笑いとなった。２００４年３月１３日、九州新幹線の新八代駅～鹿児島中央駅間が開業し全線開通となった。４月１日、営団地下鉄が民営化され、東京メトロになった。
４月６日、早朝、証券会社の担当者から嵯峨和美に電話が入りヤフー株の気配値が１４０万円と高いから売りと言われた。それに同意し、全株成り行き売り注文を出すと和美のヤフー株保有中に２倍の株式分割が５回実施され１株が３２株に増えていた。その結果、和美の税引き後利益が３５３４万円となり残金が３５５２万円となった。それを知り父に借りた２００万円を返すと残金が３３５２万円に増えた。
その結果を聞いた嵯峨勝一は、良くやったとほめた。２００４年５月１１日の朝、証券会社の担当者からオルガノ株の気配値が４７０円と安く買いと言われた。和美が同意し、オルガノ株５万株成り行き買い注文を出すと２３５０万円で買え残金が１００２万円となった。５月１４日、和美から嵯峨夫妻に電話がかかり妊娠したと報告を受け予定日が１１月１０日と言われ、大喜びした。
２００４年７月１１日、第２０回参議院議員通常選挙、民主党が自由民主党を上回る５０議席を獲得した。８月は、暑いから秋になり涼しくなったら、また競馬に行きたいと真弓さんが言うので嵯峨は、武久さんに電話した。すると９月１９日の第５８回ラジオ日本賞、セントライト記念に行くつもりだと語った。そこで、私たちもお供して良いかと聞くとかまわないと言われ一緒に行くことになった。
当日、１１時過ぎ、競馬場のレストランへ行くと武久さんが来て競馬新聞を見ていた。今日は、晴れで良馬場だから、大きな波乱はないだろうと武久さんが告げた。嵯峨夫妻は、迷わず、１番人気の１３番コスモバルクを３０枚ずつ買うと言った。すると武久さんは、今回は、思い切って１番人気１３番人気と２番人気の４番ホオキパウェーブの馬連を５０枚買うと言った。
１１月２９日、イラク北部で、日本人外交官２人とイラク人計３人が銃撃され死亡した。この年、ＳＭＡＰのシングル「世界に一つだけの花」が２５７万枚の大ヒットを記録した。２００４年が明け、1月1日、明治生命と安田生命が合併し、明治安田生命が誕生した。１月３日、真弓さんが、嵯峨に競馬いきたいわねと告げた。
そこで、嵯峨が武久さんに電話すると２月２９日の中山記念に行くつもりだが、大丈夫かと聞かれ行きたいので宜しくお願いしますと答えた。待ち合わせは１１時過ぎ、中山競馬場のレストランと決まった。こうして当日は、できるだけ正装に近い格好で、おめかしして中山競馬場に入った。レストランに１１時過ぎに入ると、いつものジャケットを着た武久さんが、こっちだと手招きした。
昼食をとりながら嵯峨が、武久さんに競馬はどうですかと聞くと順調で問題ないが、株の方が下がってしまって赤字になってると打ち明けた。その後、今日の馬券の話になり、単勝１番人気の武豊が乗る１番サクラプレジデントを１０枚と馬連は、サクラプレジデントと２番人気のサイドワンダー２０枚と語った。それに対して嵯峨夫妻は、単勝１番人気の武豊が乗る１番サクラプレジデントを３０枚ずつ買うと話した。
食事を終えて馬券売りが混む前にそれぞれ馬券を買って来た、今日は、以前の皐月賞のようには混んでいなかったので、よく見える観覧席を探して早めに座った。曇りで肌寒いので厚手のコートで防寒していた。それでも出走前になると雰囲気が盛り上がった。今回もスタートの時の緊張感がありピンと張り詰めた空気がスタートと同時に弾ける。
まるで、膨らんだ風船が破裂するようなドキドキ感が真弓さんは大好きになった。何だか、やみつきになりそうだった。今回もゴールに近づくにつれて歓声が大きくなり行けーとか、追い込めーという叫び声が、観覧席の空気をかき混ぜて、興奮が最高潮になりゴールすると興奮の風船が破裂する。こうして優勝は、１番の桜プレジデント、２位は、３番人気のであった２番のサイドワインダー。
武久さんの選んだ２番人気の１５番のローエングリンは、惜しくも３着であった。その結果、武久さんは、－４９００円、嵯峨夫妻は＋３３００円ずつだった。すると武久さんが残念と言った。でも株の負けより、まだましだとつぶやいた。最近の日本株の下げがきついのを知っていた嵯峨は、どの位、負けてるのか心配になったが、武久さんの気分を害するかもしれないと思い詳細を聞く気になれなかった。
こうして今回も本八幡の居酒屋で熱燗と焼き鳥、鍋物を食べた。お勘定は、全て嵯峨夫妻が出した、それを見て、武久さんが、かたじけないと言うと大笑いとなった。２００４年３月１３日、九州新幹線の新八代駅～鹿児島中央駅間が開業し全線開通となった。４月１日、営団地下鉄が民営化され、東京メトロになった。
４月６日、早朝、証券会社の担当者から嵯峨和美に電話が入りヤフー株の気配値が１４０万円と高いから売りと言われた。それに同意し、全株成り行き売り注文を出すと和美のヤフー株保有中に２倍の株式分割が５回実施され１株が３２株に増えていた。その結果、和美の税引き後利益が３５３４万円となり残金が３５５２万円となった。それを知り父に借りた２００万円を返すと残金が３３５２万円に増えた。
その結果を聞いた嵯峨勝一は、良くやったとほめた。２００４年５月１１日の朝、証券会社の担当者からオルガノ株の気配値が４７０円と安く買いと言われた。和美が同意し、オルガノ株５万株成り行き買い注文を出すと２３５０万円で買え残金が１００２万円となった。５月１４日、和美から嵯峨夫妻に電話がかかり妊娠したと報告を受け予定日が１１月１０日と言われ、大喜びした。
２００４年７月１１日、第２０回参議院議員通常選挙、民主党が自由民主党を上回る５０議席を獲得した。８月は、暑いから秋になり涼しくなったら、また競馬に行きたいと真弓さんが言うので嵯峨は、武久さんに電話した。すると９月１９日の第５８回ラジオ日本賞、セントライト記念に行くつもりだと語った。そこで、私たちもお供して良いかと聞くとかまわないと言われ一緒に行くことになった。
当日、１１時過ぎ、競馬場のレストランへ行くと武久さんが来て競馬新聞を見ていた。今日は、晴れで良馬場だから、大きな波乱はないだろうと武久さんが告げた。嵯峨夫妻は、迷わず、１番人気の１３番コスモバルクを３０枚ずつ買うと言った。すると武久さんは、今回は、思い切って１番人気１３番人気と２番人気の４番ホオキパウェーブの馬連を５０枚買うと言った。
