喪服のドゥイユ・ジャンティーユ。その1
文字数 677文字
ｸｨ...(窓際のテーブルで紅茶をすする)
お嬢様。
お嬢様宛にお手紙が届いております。
どなたから...？
差出人の名前がありませんね...。
...ってあれ？？
差出人の箇所に墓石型の蝋印が...。
(不吉......)
......間違いなくあの子の手紙ね...。
ドゥイユ・ジャンティーユ...。
まだ生きていたなんてねぇ...。(ｸｽｸｽ)
......？？？
お嬢様ぁぁぁ(* ˊ꒳ˋ*)
ちゃんと食料庫のスイーツ系を賞味期限
無限にしておきましたぁ((( *´ `)´｀*)ｽﾘｽﾘ♡
よく出来ました...。(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ)
(*´ ˘ `*)♡ｴﾍﾍ
ペンシルヴァン...。
お出かけの準備を...。
...行先は...？
わたくしが指示した通りに
馬車を走らせればちゃんと着くから...
心配は要らないわよ。
(心配は無くても不安しか無い...)
早苗...。
マカロンを4人分用意して置いて。
わーい❀.(*´▽`*)❀.
遠足だー*.(๓´͈ ˘ `͈๓).*
ごきげんよう...。
読者様...。
わたくしの
古い知り合いからお手紙が来ました...。
内容はたった、ひと言...。
「哀悼」...です。
このひと言で
わたくしはすべてを察しました...。
それだけ気心の知れたもの同士。
..という事でしょうか...。(ｸｽ)
お嬢様ぁぁぁ(* ˊ꒳ˋ*)
はやくいきましょお三/ ˙꒳˙)/
(...満月が出てないと良いけどなぁ。)
それではこれより
今回のお話を始めますね。
...............
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3人をのせた馬車は
ドゥイユ・ジャンティーユの元へ
走り出しました...。
