喪服のドゥイユ・ジャンティーユ。終章

文字数 1,245文字

親父が貴女を

黙認していた理由がわかった。

貴女は天秤に

収まる人では無かったからだ。

(お..恐ろしい....)
(私なんて全然だぁ(•ᴗ•; ))
絶望しているの?

ベロンス坊や

いや....。
いつか貴女を

支えることの出来る

天秤を完成してみせる..。

それが貴女に対する敬意であり、

オレなりの恩返しだと思っている。

....いいでしょう。
期待していますよ。

ベロンス..

それが出来た時....
オレの花嫁になって頂きたい..。
....マダム・ジャンティーユ。
(え!?)
(......!☆♡)
............ベロンス。

今回の騒動の目的は..まさか..。

..それではこれで失礼する。


(ジャンティーユの手の甲に口付けをする。)

.貴方の決意、覚えておくわ。

ベロンス坊や。

もう子供では無いよ。


(スッ…とその場からかき消える..。)

..........

ベロンスは..。

貴女に好意を抱いていたようね..(クス)
貴女.....

私をからかっているの?

..照れ隠しかしら?

ジャンティーユ。

ベロンスは騒動を起こしてまで

私に接触して来た....。

その意気や良し..と言った所ね..。
ベロンスも酔狂だこと....。
(..いや合理的かも知れません、まともに対面したらキリが無いのがジャンティーユ様ですし..。)
......。
....先程のマカロン。
まだ残っているのかしら..。
残りは全部貴女にあげるわ..。

ジャンティーユ。

それでは私は墓地に戻るわね..。
モクモク..(♡♪)
ごきげんよう。

ジャンティーユ。

とんだ騒動でしたね。

お嬢様..。

早苗は上には上がいると思い知りましたぁ(๑’ᵕ’๑)
ベロンスはこれから情熱を込めて....。
ジャンティーユを地獄に落とす

天秤を精製するのでしょうね....。

想い人を地獄に

落とす為の天秤を...

(理解不能)

ジャンティーユは飽くことなき時の中で

ベロンスの天秤の完成を待つのでしょう。

彼女らしいわ....
大人??の恋愛事情?( ᐙ و(و カナッ✩
......................

........................

........それから数百年後。......

....................................

............永遠の墓地。........

........................................

..........ザシャ..........

......ザッ..ザッ........

私はジャンティーユ....。
永遠の墓地の墓守にして管理人......
やあ..

マダム・ジャンティーユ。

あら..。

ベロンス坊や..。

...例の天秤は完成したのかしら?
あぁ....

今度は大丈夫だと思うよ。

それでは試してみましょうか....。



                                                                                    fin....。

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登場人物紹介

案内人兼屋敷の主を致しております。


読者様。


よろしくお願い致しますね..。

人狼のペンシルヴァンです。


お嬢様の付き人をやっています。


お嬢様のお付きはタフじゃないとやれません(•ᴗ•; )

毒娘の早苗です(((o(*゚▽゚*)o)))


へび神の末裔れふ(*  ˊ꒳ˋ*)

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