天草は神の子。参
文字数 918文字
…僕の代わりにモナミ殿が
神の子として神の教えを広めると
言う事ですか？
…拙者は月乃熊神の末裔ゆえ、宗派が違う。
西洋の教えは
そもそも身が受け付けんのだ。
……食べちゃえばいいじゃない？
…なんと…？
貴女が神の子の力を食らうのよ…。
…僕ごと…ですか…？
お嬢殿！
戯れ言がすぎるぞ！！
ﾋｿﾋｿ…(じゃあ彼の貞操でも奪ってみる？)
ﾋｿﾋｿ…(それでも神の子に
成り代わる事は出来るかもね…☆)
( ⸝⸝⸝ ♡ཫ♡⸝⸝⸝)･;'.､･;'.､ﾌﾞｰｰｰｯ!!!
冗談よ…。(ｸｽ)
いい加減にせんとたたっ斬るぞ！！
( *˙ཫ˙*)و
あの……
神の子の権利を貴女に
譲渡すれば良いのでしょうか……｡
譲渡……？
そんなことが出来るのね…
はい、僕にはもう不要なものですし…
それで1人の不幸が防げるなら…
………｡
よろしいのか？
天草四郎殿…。
はい！大丈夫ですよー(*´˘`*)
それでは始めますねー
(感覚が軽いなぁ(*´艸`))
はいー
力を抜いてくださいー
神の子の力が素直に入って行きませんからねー
注射の時みたいになってるぅ(*´艸`)
……ぬぅぅぅううう…！
天草四郎殿……
貴方まさか…
……神の子は何も破壊出来ない。
人為的な破壊に対しては全くの無力だ…
僕は僕以外守れなかったのです…。
だから僕の信徒達は
ほとんど皆殺しにされた…。
僕は僕の信徒達を
殺した者達に刑罰を下したいんだ……｡
ぐぅぅぅううう…！
天草四郎殿…貴方は…！！
創造の力は要らない…。
僕に必要な力は破壊なのです…！
…古の昔に…。
天をも破壊する力を持った怪物がいた…。
最上神はその怪物に神の子の力を注入し、良い子に変えると天上界は平穏を得た…｡
ﾌﾌﾌ…(ﾋﾞｷﾋﾞｷ)
貴方がそうなのね…。
天草四郎殿
長い時の間に僕も
それなりに更生していった…。
でも僕の愛しい信徒達を殺した者達も！
そ奴らが生きている世界も僕は許せない！
ｱﾜﾜヽ(´Д`;ヽ≡/;´Д`)/ｱﾜﾜ
貴女は屋敷に呼ぶ人間を間違えたんだ！
お嬢様！！
いいえ…
わたくしの判断に間違いはなくてよ？
全て予定通り…ね。
ﾌﾌ…！！
神の子の力が僕の身体から全て抜けたら…
本来の僕を抑える力は無くなる！
ﾌﾊﾊ八八ﾉヽﾉヽﾉヽﾉ ＼！！！
…それでは…。
パーティを始めましょうか…。
