記憶はおぼろ、ぼろぼろ落ちゆく

文字数 197文字

 最近記憶が安定しない。結構記憶力には自信があって、大したことではないことも覚えているのだけれど、最近良く「あれ、あれってなんの話だったろう」と思うことがある。それが老化といえば簡単に終わる話だけれど、そこに何か自分のメンタリティの変化があるような気がして、ときどき気になってしまう。

 今日も馴染みのラーメン屋で、「いつもこれを頼んでいたっけ」と別のラーメンを選びかけて、そんな事を思い出した。
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登場人物紹介

チン・コロッテ

 よくチンチン(電車)に似ていると言われる五十代の男。職業は一級セクハラ士で、決め台詞は「坂道下る君の心の恋人、どうもチン・コロッテです」。アイドルに詳しくないが、アイドルという文字を見るとムラムラする。

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