第１８話：新型ウイルス出現で、てんやわんや
文字数 2,041文字
弁護側は虚偽記載を否認しており、事件は検察、弁護側の全面対決となる様相を呈している。２０１９年、天皇陛下は５月１日に即位され、令和の時代が始まった。上皇さまは４月３０日に退位し、３０年余り続いた平成は幕を閉じた。天皇の退位は約２００年ぶり。象徴天皇制を定めた現憲法下では２人目の即位で、戦後生まれの天皇が誕生した。
改元に先立ち、菅義偉官房長官が４月１日に新元号は令和と発表した。陛下は５月１日の「即位後朝見の儀」で「国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、象徴としての責務を果たす」と決意を述べた。１０月２２日の「即位礼正殿の儀」には１９１の国や機関などの代表らが参列。１１月１０日の「祝賀御列の儀」では、皇后さまとオープンカーでパレードし、沿道に１２万人近くが集まった。
１１月１４～１５日には皇居・東御苑の大嘗宮で、天皇が一世に一度行う「大嘗祭」に臨んだ。７月１８日午前、京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第１スタジオに男が侵入しガソリンをまいて火を付けた。爆発火災でスタジオは全焼、社員３６人が死亡。「涼宮ハルヒの憂鬱」や「けいおん」など数多くのヒット作品を手掛けた京アニの惨事は大きな衝撃を与えた。
京都府警は、現場近くで青葉真司容疑者「４１歳」の身柄を確保し、殺人容疑などで逮捕状を取った。同容疑者は全身に大やけどを負い入院。任意の事情聴取に「応募し）小説を盗まれた」と動機を説明した。事件後、京アニ支援のため３０億円を越える寄付金が集まったほか、犠牲者の身元公表が遺族との調整で異例に遅れ、実名報道の是非をめぐり議論が起きた。
９月９日に台風１５号が千葉市付近に上陸し、同市中央区で５７.５メートルの最大瞬間風速を観測するなど風が吹き荒れた。千葉県内で約２０００本の電柱が損壊したほか、送電用の鉄塔２本が倒壊するなどし、最大約９３万戸で停電が発生。解消に約２週間を要し、市民生活に大きな影響が出た。１０月１２日には台風１９号が静岡県に上陸した。
その後、関東地方を縦断し、気象庁は１３都県に大雨特別警報を発表した。関東甲信と東北を中心に記録的大雨に見舞われ、河川の氾濫や土砂崩れが相次いだ。死者は９０人を超え、住宅被害は約９万戸に上った。長野市では千曲川の堤防が決壊し、大規模な浸水被害が発生。避難者数は一時約６０００人に上ったほか、車両センターに止めていた北陸新幹線の１０編成１２０両が水に漬かった。
１０月１日、安倍政権は消費税を１０％に引き上げた。２０１４年４月に５％から８％になった後２度延期されており増税は５年半ぶり。消費税率は平成元年の１９８９年に３％でスタートし３０年後の２０１９年に２桁に達した。酒類・外食を除く飲食料品や宅配の新聞を８％のまま据え置く軽減税率など国民の負担増を和らげて景気が失速しないようにする対策も増税と同時に導入した。
現金を使わないキャッシュレス決済で最大５％を戻すポイント還元事業もその一つだが、いずれも分かりにくく複雑だ。さらに増税による税収増の一部を新たに幼児教育、保育の無償化などに充てることにしたため、増税の目的だった国の借金抑制に回す分が減少。財政黒字化の目標時期は２５年度となり、５年間先送りされた。
２０２０年１月１６日、新型ウイルス感染症の感染者を日本において初確認された。１月２９日、新型ウイルスの主な感染エリアとなっている中国・武漢市の封鎖で現地に取り残されていた日本人の民間チャーター便による帰国が開始された。２月１３日、新型ウイルスによる感染症で神奈川県に住む８０代の女性がなくなり、国内で新型ウイルス感染症による初のが死亡例となった。
山野大助は、このニュースが気になりウイルス感染についての過去からの情報を集めて調べ始めた。それによるとウイルスは、変異を繰り返すのが特徴でワクチンを開発しても完全に押さえ込むことは難しいと書いてあった。と言う事は、特効薬を開発してもウイルス変異で効かなくなる。この情報を見て愕然とし、このウイルスが日本に大量に入って来たら大変になると危惧した。
しかし、２０２０年１月２０日に横浜港を出港したクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス「ＤＰ」号の乗客で２５日に香港で下船した８０代男性が新型ウイルス感染症に感染したことが２月１日に判明。２月２日に香港から同報告を受けた厚生労働省は、２月１日那覇港寄港時に検疫を受けたＤＰ号船員乗客に対し２月３日に再度横浜港で検疫を実施した。
同日夜から検疫官が船内に入り、全船員乗客のその時点での健康状態を確認した。平行して出港時から２月３日まで発熱、呼吸器症状を呈した人と同室者に対し口腔咽頭スワブ検体を採取した。一部の検査結果が２月４日に判明し３１人中１０人で新型ウイルスが検出された。ＤＰ号は船員乗客各８の計１６デッキに２名部屋の部屋があり世界５７カ国から船員１０６８人、乗客２６４５人、計３７１３人が搭乗していた。
改元に先立ち、菅義偉官房長官が４月１日に新元号は令和と発表した。陛下は５月１日の「即位後朝見の儀」で「国民に寄り添いながら、憲法にのっとり、象徴としての責務を果たす」と決意を述べた。１０月２２日の「即位礼正殿の儀」には１９１の国や機関などの代表らが参列。１１月１０日の「祝賀御列の儀」では、皇后さまとオープンカーでパレードし、沿道に１２万人近くが集まった。
１１月１４～１５日には皇居・東御苑の大嘗宮で、天皇が一世に一度行う「大嘗祭」に臨んだ。７月１８日午前、京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」第１スタジオに男が侵入しガソリンをまいて火を付けた。爆発火災でスタジオは全焼、社員３６人が死亡。「涼宮ハルヒの憂鬱」や「けいおん」など数多くのヒット作品を手掛けた京アニの惨事は大きな衝撃を与えた。
京都府警は、現場近くで青葉真司容疑者「４１歳」の身柄を確保し、殺人容疑などで逮捕状を取った。同容疑者は全身に大やけどを負い入院。任意の事情聴取に「応募し）小説を盗まれた」と動機を説明した。事件後、京アニ支援のため３０億円を越える寄付金が集まったほか、犠牲者の身元公表が遺族との調整で異例に遅れ、実名報道の是非をめぐり議論が起きた。
９月９日に台風１５号が千葉市付近に上陸し、同市中央区で５７.５メートルの最大瞬間風速を観測するなど風が吹き荒れた。千葉県内で約２０００本の電柱が損壊したほか、送電用の鉄塔２本が倒壊するなどし、最大約９３万戸で停電が発生。解消に約２週間を要し、市民生活に大きな影響が出た。１０月１２日には台風１９号が静岡県に上陸した。
その後、関東地方を縦断し、気象庁は１３都県に大雨特別警報を発表した。関東甲信と東北を中心に記録的大雨に見舞われ、河川の氾濫や土砂崩れが相次いだ。死者は９０人を超え、住宅被害は約９万戸に上った。長野市では千曲川の堤防が決壊し、大規模な浸水被害が発生。避難者数は一時約６０００人に上ったほか、車両センターに止めていた北陸新幹線の１０編成１２０両が水に漬かった。
１０月１日、安倍政権は消費税を１０％に引き上げた。２０１４年４月に５％から８％になった後２度延期されており増税は５年半ぶり。消費税率は平成元年の１９８９年に３％でスタートし３０年後の２０１９年に２桁に達した。酒類・外食を除く飲食料品や宅配の新聞を８％のまま据え置く軽減税率など国民の負担増を和らげて景気が失速しないようにする対策も増税と同時に導入した。
現金を使わないキャッシュレス決済で最大５％を戻すポイント還元事業もその一つだが、いずれも分かりにくく複雑だ。さらに増税による税収増の一部を新たに幼児教育、保育の無償化などに充てることにしたため、増税の目的だった国の借金抑制に回す分が減少。財政黒字化の目標時期は２５年度となり、５年間先送りされた。
２０２０年１月１６日、新型ウイルス感染症の感染者を日本において初確認された。１月２９日、新型ウイルスの主な感染エリアとなっている中国・武漢市の封鎖で現地に取り残されていた日本人の民間チャーター便による帰国が開始された。２月１３日、新型ウイルスによる感染症で神奈川県に住む８０代の女性がなくなり、国内で新型ウイルス感染症による初のが死亡例となった。
山野大助は、このニュースが気になりウイルス感染についての過去からの情報を集めて調べ始めた。それによるとウイルスは、変異を繰り返すのが特徴でワクチンを開発しても完全に押さえ込むことは難しいと書いてあった。と言う事は、特効薬を開発してもウイルス変異で効かなくなる。この情報を見て愕然とし、このウイルスが日本に大量に入って来たら大変になると危惧した。
しかし、２０２０年１月２０日に横浜港を出港したクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス「ＤＰ」号の乗客で２５日に香港で下船した８０代男性が新型ウイルス感染症に感染したことが２月１日に判明。２月２日に香港から同報告を受けた厚生労働省は、２月１日那覇港寄港時に検疫を受けたＤＰ号船員乗客に対し２月３日に再度横浜港で検疫を実施した。
同日夜から検疫官が船内に入り、全船員乗客のその時点での健康状態を確認した。平行して出港時から２月３日まで発熱、呼吸器症状を呈した人と同室者に対し口腔咽頭スワブ検体を採取した。一部の検査結果が２月４日に判明し３１人中１０人で新型ウイルスが検出された。ＤＰ号は船員乗客各８の計１６デッキに２名部屋の部屋があり世界５７カ国から船員１０６８人、乗客２６４５人、計３７１３人が搭乗していた。
