第2話  敵の攻撃 

文字数 788文字

どのくらい飛んでいるでしょう 5月の昼下がりの日差しは少し強く マリーとジェンオールは汗ばみ、戦場へ向かっていました
マ「ジェンオールさん、喉乾いたわね、また少し降りて 休憩する?」
ジェ「そうですね、そう致しましょう」2人が飛ぶのをやめて陸に降りようとしたその時です 向こうから丸い何かがこちらへ向かってきます マ「なにかしらね..?」
ジェ「そうですね..」
小さな丸が段々2人に近づいて 大きな丸になっていきます
ジェ「マリー様!あれは敵の砲弾です! 逃げなければ!」
マ「えっえっえー〜!!どうしようっ.. 慌」
あとわずかな距離で2人に砲弾がぶつかります!
マ「もうだめだよぉ泣 あーぁ もっと好きな事 色々やりたい事あったのに..泣」
ジェンオールがマリーを守ろうと マリーを覆いかぶさります その時です
...シュシュシュシュシュシュシュッ............シュン!!!!!!!
目が開けられない程のまばゆい青い光線が、光彩を放ち 空気を切り裂くように走りました! その閃光は砲弾を瞬発の速さで粉砕し 2人は危機一髪を逃れることが出来ました ほっとしたのも束の間、今度はオレンジ色の光線が2人に目掛けて放たれて、高速スピードで向かってきます! 2人は目をつぶって 身をかがめました
マ「次から次へと攻撃が来るわね..今度こそもう本当にダメだわ..」

辺りは静かです......

マ(天国かしらねぇ)
マリーは薄目を開けると、あたり1面が凍り、オレンジの光線も2人の目の前で凍っています......

青色に冷たく輝く翼.......少し黒みがかった孤独色の鱗......何体も.......朦朧とした意識の中 その光景がマリーの目に入ると マリーは安心したのか ひどい疲れからなのか 意識を失ってしまいました
マ「助けに来てくれたんだね....」
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