(二)‐5

文字数 292文字

 東京湾アクアラインでも爆破予告を受けて首都高浮島JCTと木更津金田ICインターチェンジが神奈川県警川崎臨港警察署と千葉県警木更津警察署の交通課によって交通規制がされ、一般車両の通行が規制されていた。
 川崎側と木更津側の中間地点の人工島、そこに設けられた海ほたるサービスエリアから海底トンネルに入ってしばらく行ったところに陸自の七三式大型トラックが停車していた。そのバンパー部分には「朝1102処理」と白文字で書かれていた。停車したトラックのさらに50メートルほど先に行ったところに迷彩服姿の二人がおり、さらにその脇ではキャタピラで動く、アームを搭載した小さなロボットがいた。

(続く)
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