第２０話：トランプ問題、安倍首相の問題、キーエンス投資成功
文字数 2,035文字
トランプ大統領の誕生は、国際協調を掲げたオバマ前政権からの一変し世界に衝撃を与え、さらに地球温暖化対策の国際枠組み脱退も表明した。内政ではイスラム圏からの入国禁止や国境の壁建設を打ち出した。ただ幹部の解任が相次ぎトランプ氏とティラーソン国務長官の不和も伝えられるなど政権運営は不安定なまま。ロシアがトランプ陣営と共謀し大統領選に介入した疑惑はフリン前大統領補佐官の訴追に発展し政権を揺るがし続けている。
学校法人「森友学園」への国有地格安売却と「加計学園」の獣医学部新設をめぐり安倍晋三首相や周辺の関与の可能性が疑惑として浮上し国会で問題化した。南スーダン国連平和維持活動「ＰＫＯ」の日報問題は稲田朋美、防衛相辞任に発展した。政権の足元は揺らぎ内閣支持率は急落した。国が森友学園に売却した国有地は同学園が開学を予定した小学校用地。首相夫人の昭恵氏が名誉校長に就任していた。
首相が関与を否定したことから野党は「役所の忖度『そんたく』があったのではないか」と追及した。加計学園問題では、獣医学部新設は「総理のご意向」と記された政府の内部文書の存在が発覚。防衛省では、廃棄されたはずのＰＫＯ派遣部隊日報の保管が明らかになり文民統制の面で課題を残した。第３次安倍内閣が発足し記者会見の冒頭で謝罪した。
７月５～６日を中心に台風３号と梅雨前線の影響で「九州北部豪雨」が発生。福岡、大分両県で死者３８人、行方不明者３人を出した。この台風は九州北部を横断し気象庁は５日に両県に大雨特別警報を発表した。大規模な土砂崩れや河川の氾濫が起き大量の流木で家屋や鉄道の鉄橋などが流された。行方不明者の捜索が長引き農林水産業に大きな被害が生じた。政府は激甚災害に指定し自治体の災害復旧事業への補助率をかさ上げした。
台風は５号が８月７～８日に近畿・北陸を縦断。秋にも日本列島への上陸が相次ぎ、１８号が９月１７～１８日に九州南部と四国、近畿、北陸を縦断したほか、２１号が１０月２３日に東海と関東を縦断した。総務省消防庁によると、死者は５号で２人、１８号で５人、２１号で８人に上った。日産自動車、神戸製鋼所などで、製造現場の不正行為が相次ぎ発覚した。日産とＳＵＢＡＲＵ「スバル」では資格のない従業員が完成車の検査を行っていた。
神鋼は品質データの改ざんなどを繰り返した。同様の不正は、素材大手の三菱マテリアルや財界総理と呼ばれる経団連会長を出す東レの子会社にも飛び火。産業界に衝撃が走った。一連の不正でルールを無視したずさんな品質管理や安全性に対するモラル低下があらわになった。こうした製造現場の実態を把握してこなかった経営陣にも厳しい目が向けられ、企業統治の在り方が問われた。
神鋼グループの工場では、日本工業規格「ＪＩＳ」認証の取り消しや一時停止が続出。日本が世界に誇ってきた高品質な「ものづくり」への信頼が大きく揺らいだ。１０月２２日、第４８回、衆議院議員総選挙で自民党が圧勝した。突然の解散で民進党が分裂、立憲民主党が野党第１党になった。１０月２１日、神奈川県座間市緑ケ丘のアパートで座間９人殺害事件が発覚し遺体がアパートの部屋に残されていたと言う。
インターネットを通じて自殺願望を持つ８人の女性と１人男性を誘い出し殺害した。白石容疑者はツイッターで「首吊り士」と名乗り被害者らと接触。８月末以降、部屋に誘い込み、ロープで首つり状態にして殺害した。遺体は切断し、一部はごみとして捨てていた。全く、異常な事件であった。１２月１日、皇室会議で天皇陛下の退位日を２０１９年４月３０日に決定した。
皇太子さまの即位を翌５月１日とし新元号を施行する。１２月５日、棋士の羽生善治が史上初の「永世七冠」を達成した。こうして２０１７年が終わり２０１８年を迎えた。２０１８年１月１８日、朝、証券会社の担当者からキーエンスの気配値が７１９９０円と高く売りと言われ全株、成り行き売り注文を出すと売れた。キーエンス株は２０１７年に２倍分割していたので２千株が４千株になっていた。
そのため、税引き後利益が２４７４２万円となり残金が３５７８１万円となった。６月９日、２１時５０分頃、新横浜駅〜小田原駅間を走行中の東京発新大阪行ののぞみ２６５号の車内で男が乗客を切りつける事件が発生。３０歳代の男性が死亡、女性２人がけがした。神奈川県警察は殺人未遂の現行犯で愛知県岡崎市の２２歳の無職の男を逮捕。のぞみ２６５号は小田原駅に緊急停車した。７月５日～８日にかけて梅雨前線が西日本付近に停滞。
そこに台風８号から大量の湿った空気が流れ込んだため、西日本から東海にかけて大雨が連日続いた。梅雨前線は９日に北上して活動を弱めるまで日本上空に停滞した。西日本から東日本にかけて広い範囲で記録的な大雨となった。７月６日１７時１０分に長崎・福岡・佐賀の３県、続いて１９時４０分に広島、岡山、鳥取の３件にも大雨特別警報が発表された。
学校法人「森友学園」への国有地格安売却と「加計学園」の獣医学部新設をめぐり安倍晋三首相や周辺の関与の可能性が疑惑として浮上し国会で問題化した。南スーダン国連平和維持活動「ＰＫＯ」の日報問題は稲田朋美、防衛相辞任に発展した。政権の足元は揺らぎ内閣支持率は急落した。国が森友学園に売却した国有地は同学園が開学を予定した小学校用地。首相夫人の昭恵氏が名誉校長に就任していた。
首相が関与を否定したことから野党は「役所の忖度『そんたく』があったのではないか」と追及した。加計学園問題では、獣医学部新設は「総理のご意向」と記された政府の内部文書の存在が発覚。防衛省では、廃棄されたはずのＰＫＯ派遣部隊日報の保管が明らかになり文民統制の面で課題を残した。第３次安倍内閣が発足し記者会見の冒頭で謝罪した。
７月５～６日を中心に台風３号と梅雨前線の影響で「九州北部豪雨」が発生。福岡、大分両県で死者３８人、行方不明者３人を出した。この台風は九州北部を横断し気象庁は５日に両県に大雨特別警報を発表した。大規模な土砂崩れや河川の氾濫が起き大量の流木で家屋や鉄道の鉄橋などが流された。行方不明者の捜索が長引き農林水産業に大きな被害が生じた。政府は激甚災害に指定し自治体の災害復旧事業への補助率をかさ上げした。
台風は５号が８月７～８日に近畿・北陸を縦断。秋にも日本列島への上陸が相次ぎ、１８号が９月１７～１８日に九州南部と四国、近畿、北陸を縦断したほか、２１号が１０月２３日に東海と関東を縦断した。総務省消防庁によると、死者は５号で２人、１８号で５人、２１号で８人に上った。日産自動車、神戸製鋼所などで、製造現場の不正行為が相次ぎ発覚した。日産とＳＵＢＡＲＵ「スバル」では資格のない従業員が完成車の検査を行っていた。
神鋼は品質データの改ざんなどを繰り返した。同様の不正は、素材大手の三菱マテリアルや財界総理と呼ばれる経団連会長を出す東レの子会社にも飛び火。産業界に衝撃が走った。一連の不正でルールを無視したずさんな品質管理や安全性に対するモラル低下があらわになった。こうした製造現場の実態を把握してこなかった経営陣にも厳しい目が向けられ、企業統治の在り方が問われた。
神鋼グループの工場では、日本工業規格「ＪＩＳ」認証の取り消しや一時停止が続出。日本が世界に誇ってきた高品質な「ものづくり」への信頼が大きく揺らいだ。１０月２２日、第４８回、衆議院議員総選挙で自民党が圧勝した。突然の解散で民進党が分裂、立憲民主党が野党第１党になった。１０月２１日、神奈川県座間市緑ケ丘のアパートで座間９人殺害事件が発覚し遺体がアパートの部屋に残されていたと言う。
インターネットを通じて自殺願望を持つ８人の女性と１人男性を誘い出し殺害した。白石容疑者はツイッターで「首吊り士」と名乗り被害者らと接触。８月末以降、部屋に誘い込み、ロープで首つり状態にして殺害した。遺体は切断し、一部はごみとして捨てていた。全く、異常な事件であった。１２月１日、皇室会議で天皇陛下の退位日を２０１９年４月３０日に決定した。
皇太子さまの即位を翌５月１日とし新元号を施行する。１２月５日、棋士の羽生善治が史上初の「永世七冠」を達成した。こうして２０１７年が終わり２０１８年を迎えた。２０１８年１月１８日、朝、証券会社の担当者からキーエンスの気配値が７１９９０円と高く売りと言われ全株、成り行き売り注文を出すと売れた。キーエンス株は２０１７年に２倍分割していたので２千株が４千株になっていた。
そのため、税引き後利益が２４７４２万円となり残金が３５７８１万円となった。６月９日、２１時５０分頃、新横浜駅〜小田原駅間を走行中の東京発新大阪行ののぞみ２６５号の車内で男が乗客を切りつける事件が発生。３０歳代の男性が死亡、女性２人がけがした。神奈川県警察は殺人未遂の現行犯で愛知県岡崎市の２２歳の無職の男を逮捕。のぞみ２６５号は小田原駅に緊急停車した。７月５日～８日にかけて梅雨前線が西日本付近に停滞。
そこに台風８号から大量の湿った空気が流れ込んだため、西日本から東海にかけて大雨が連日続いた。梅雨前線は９日に北上して活動を弱めるまで日本上空に停滞した。西日本から東日本にかけて広い範囲で記録的な大雨となった。７月６日１７時１０分に長崎・福岡・佐賀の３県、続いて１９時４０分に広島、岡山、鳥取の３件にも大雨特別警報が発表された。
