第１３話：投資成功と娘の留学
文字数 2,020文字
ただ単に先輩の真似するより工夫する人、言い換えると成長性のある人の方が、優良企業では好まれると答えた。そして渡田さんは、どう思うかと聞かれ、今まで見たいに９時から１７時の時間を漫然と過ごすのではなく、効率よく仕事をこなす様に工夫すべきと答えた。もっと言えば、自分の生き方は自分で決めるべきだと言うと、生徒から、なるほどねと言われた。
その後、面接後、良いこと言うじゃないかと、言われた。そして９月中旬、上野のＫ予備校から内定の書類が届いた。そして残るは、卒業論文だけとなり、取り組み始めた。一方、妹の利恵は、東京の留学を扱う業者へ行き、カナダのケベック大学６週間留学のパンフレットを持ち帰り両親に見せた。学校の近くのホストファミリーの家に下宿するタイプの留学で、費用合計が１２０万円であった。
休みは、原則土日で、自由に取れる休日が４日間選べることになっていた。これは、カナダの自然の楽しんでもらうためのツアー参加できるようにカナダの留学先の大学が配慮していると会社の人が教えてくれた。この話を両親にすると父が、了解してくれ、母は、くれぐれも海外だから慎重に行動してねと言い、了解してくれた。やがて１１月が過ぎ、年末を迎え２００７年が、明けた。
１月１０日、不二家、シュークリームの製造過程で消費期限切れの牛乳を使用した事が発覚し、これ以外にもアップルパイ用のりんご加工品も消費期限切れの材料を使用しいた。また、プリンの消費期限を規定より長く表示、基準値以上の細菌が検出された製品を出荷した事も発覚。同社は、製造工場の操業と全国約８９０店舗での洋菓子販売をこの日から一時停止した。
２月１日、山崎製パン、不祥事を起こした不二家に対する品質管理の技術支援に合意した。一方、不二家の大株主の森永製菓は、支援を断念した。２月２７日中国、上海証券取引所で株価が前日比－８.８４％の大暴落。この影響で、ヨーロッパ市場やニューヨーク証券取引所など世界中で連鎖株安。東京証券取引所でも翌２８日に日経平均前日比５１５円８０銭安。「上海ショック」
３月１３日、不二家、東京都中央区銀座の本社ビルをシティグループに１３６億円で売却することを発表。不祥事により２００７年３月期の連結最終損益が６７億の赤字となることを受けて、３月２６日、山崎製パン、不二家の第三者割当増資、約１８０億円受け入れにより同社の筆頭株主となり事実上傘下に収めることを発表した。
２００７年５月７日、早朝、証券会社の担当者から電話で、以前購入した日本ビルファンドの気配値が２００万円と高いので売りと言われ同意し、全株、１００株、成り行き注文を出すと直ぐ売れ、税引き後利益が、１６６５０万円で残金が４４６５０万円となった。その後７月中旬、渡田利恵が、留学の支度をして父の運転する車で成田空港へ送ってもらった。
母は、くれぐれも気をつけてねと言い、帰り際、利恵を抱きしめて、行ってらっしゃいと送った。約１日後、無事、到着してきたと、メールが届いた。
一方、日本では、８月に入ると猛暑の日々となった。８月１６日、岐阜県多治見市、埼玉県熊谷市で、それぞれ日本観測史上最高となる気温４０.９℃を観測した。１７日、日経平均株価が、８７５円安と２０００年代最大の下げ幅を記録した。
その後、渡田利恵殻のメールで、いろんな学生と仲良くなれ、楽しいと書いてきた。そして留学に来た男女４人とカナダ人の男女２人と２泊３日で、出かけたプリンスエドワード島旅行の話を書いて送ってきた。実は、カナダへ行ったら、旅行に行きたいという話を聞いていたので、母が、そっと３０万円を別に渡田利恵に渡していたのだった。
利恵は、プリンスエドワード島に着くと、まず、主人公の赤毛のアンがアンが暮らしたアヴォンリー村のモデルとなったキャベンディッシュに向かった。そこで、２泊し、『赤毛のアン』に登場する建物のモデルがあるサマーサイドなどにも訪れ、モンゴメリやアンの見た風景をたっぷりと見て来た。まずは、『グリーンゲイブルズハウス』へ行った。
グリーンゲイブルズハウス周辺には、恋人の小径、お化けの森などもあった。近くにはモンゴメリのお墓や、モンゴメリの勤めていた郵便局なども徒歩圏内にあった。可愛らしい小さな街、シャーロットタウンを徒歩で観光し、アンが通った学校のモデルになったホランドカレッジ見た。最後に赤毛のアンにちなんだ商品を販売している店で記念品も買った様だ。
こうして９月２日、渡田利恵は、成田空港に帰ってきた。その晩は、よほど、楽しかったのか、母と夜遅くまでプリンスエドワード島旅行の話をしていた。その後、１０月１日、郵政民営化に伴い、日本郵政公社が解散。日本郵政株式会社を持株会社として、郵便事業株式会社、郵便局株式会社、株式会社ゆうちょ銀行、株式会社かんぽ生命保険、独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構が発足。
その後、面接後、良いこと言うじゃないかと、言われた。そして９月中旬、上野のＫ予備校から内定の書類が届いた。そして残るは、卒業論文だけとなり、取り組み始めた。一方、妹の利恵は、東京の留学を扱う業者へ行き、カナダのケベック大学６週間留学のパンフレットを持ち帰り両親に見せた。学校の近くのホストファミリーの家に下宿するタイプの留学で、費用合計が１２０万円であった。
休みは、原則土日で、自由に取れる休日が４日間選べることになっていた。これは、カナダの自然の楽しんでもらうためのツアー参加できるようにカナダの留学先の大学が配慮していると会社の人が教えてくれた。この話を両親にすると父が、了解してくれ、母は、くれぐれも海外だから慎重に行動してねと言い、了解してくれた。やがて１１月が過ぎ、年末を迎え２００７年が、明けた。
１月１０日、不二家、シュークリームの製造過程で消費期限切れの牛乳を使用した事が発覚し、これ以外にもアップルパイ用のりんご加工品も消費期限切れの材料を使用しいた。また、プリンの消費期限を規定より長く表示、基準値以上の細菌が検出された製品を出荷した事も発覚。同社は、製造工場の操業と全国約８９０店舗での洋菓子販売をこの日から一時停止した。
２月１日、山崎製パン、不祥事を起こした不二家に対する品質管理の技術支援に合意した。一方、不二家の大株主の森永製菓は、支援を断念した。２月２７日中国、上海証券取引所で株価が前日比－８.８４％の大暴落。この影響で、ヨーロッパ市場やニューヨーク証券取引所など世界中で連鎖株安。東京証券取引所でも翌２８日に日経平均前日比５１５円８０銭安。「上海ショック」
３月１３日、不二家、東京都中央区銀座の本社ビルをシティグループに１３６億円で売却することを発表。不祥事により２００７年３月期の連結最終損益が６７億の赤字となることを受けて、３月２６日、山崎製パン、不二家の第三者割当増資、約１８０億円受け入れにより同社の筆頭株主となり事実上傘下に収めることを発表した。
２００７年５月７日、早朝、証券会社の担当者から電話で、以前購入した日本ビルファンドの気配値が２００万円と高いので売りと言われ同意し、全株、１００株、成り行き注文を出すと直ぐ売れ、税引き後利益が、１６６５０万円で残金が４４６５０万円となった。その後７月中旬、渡田利恵が、留学の支度をして父の運転する車で成田空港へ送ってもらった。
母は、くれぐれも気をつけてねと言い、帰り際、利恵を抱きしめて、行ってらっしゃいと送った。約１日後、無事、到着してきたと、メールが届いた。
一方、日本では、８月に入ると猛暑の日々となった。８月１６日、岐阜県多治見市、埼玉県熊谷市で、それぞれ日本観測史上最高となる気温４０.９℃を観測した。１７日、日経平均株価が、８７５円安と２０００年代最大の下げ幅を記録した。
その後、渡田利恵殻のメールで、いろんな学生と仲良くなれ、楽しいと書いてきた。そして留学に来た男女４人とカナダ人の男女２人と２泊３日で、出かけたプリンスエドワード島旅行の話を書いて送ってきた。実は、カナダへ行ったら、旅行に行きたいという話を聞いていたので、母が、そっと３０万円を別に渡田利恵に渡していたのだった。
利恵は、プリンスエドワード島に着くと、まず、主人公の赤毛のアンがアンが暮らしたアヴォンリー村のモデルとなったキャベンディッシュに向かった。そこで、２泊し、『赤毛のアン』に登場する建物のモデルがあるサマーサイドなどにも訪れ、モンゴメリやアンの見た風景をたっぷりと見て来た。まずは、『グリーンゲイブルズハウス』へ行った。
グリーンゲイブルズハウス周辺には、恋人の小径、お化けの森などもあった。近くにはモンゴメリのお墓や、モンゴメリの勤めていた郵便局なども徒歩圏内にあった。可愛らしい小さな街、シャーロットタウンを徒歩で観光し、アンが通った学校のモデルになったホランドカレッジ見た。最後に赤毛のアンにちなんだ商品を販売している店で記念品も買った様だ。
こうして９月２日、渡田利恵は、成田空港に帰ってきた。その晩は、よほど、楽しかったのか、母と夜遅くまでプリンスエドワード島旅行の話をしていた。その後、１０月１日、郵政民営化に伴い、日本郵政公社が解散。日本郵政株式会社を持株会社として、郵便事業株式会社、郵便局株式会社、株式会社ゆうちょ銀行、株式会社かんぽ生命保険、独立行政法人郵便貯金・簡易生命保険管理機構が発足。
