おまけ ☆登場人物紹介☆

文字数 1,376文字

☆ルーンケルンの人物

・カイン

 過去世から何度も転生を繰り返してきた魔王。輪廻の中、村を焼き討ちにした時に子供だったレフティから妹を奪う。
 レフティから奪った赤子の妹が、彼の気持ちに変化を起こす。
 現世はエレーナ王女の教育係としてルーンケルン王室に召し抱えられる。生まれた時から聴力に優れている。召抱えられた時は、音で相手の動きも分かる能力を持っていた。
 温和で誠実な人柄は努力して身につけた賜物。
 何百回生まれ変わっても、カインと名乗る。
 好きな女に、なかなか手が出せない臆病者。

・レフティ

 過去世の中、魔王(カイン)に両親を殺害され、妹を奪われた。その時から「何度、生まれ変わっても魔王を討ち取る」と復讐を誓う。
 意志の力でカインと戦う人生を選び続ける。
 現世はルーンケルン王室の宮中警護として召し抱えられ、カインに巡り合う。
 正義感は厚く野心家でもあるが脆い側面も。魔力はない。
 狙った女には手が早い。


・エレーナ

 ルーンケルン国の王女。父・デメテールの死去後、女王へと立場を改める。
 魔王の過去世において影響を与えた赤子が生まれ変わってきた姿で、カインとレフティと会う。
 なんだかんだ言って、この女が一番の無双かもしれないと作者は思う。
「歴史の陰に女あり」

・エーベル

 魔族。過去世からずっと、カインの腹心の存在。エレーナ女王の護衛官。
 酒癖は悪いかもしれない。
 主君には「危険な場所に囮として行って来い」と言うのにもかかわらず、好きな女には「危険な場所には行かせない」とのたまう鬼畜。
 何度生まれ変わっても、エーベルと名乗っている。

・フラン

 宮殿に勤めるリネン係。宮中に上がった頃のカインを、しばしば助けていた。
 レフティと関係を持つようになってから、色々と悩む。レフティがクーデターを起こした時に、速攻で宮中から逃走。
 カインとエーベルとは前から仲良し。

・デメテール

 出オチのルーンケルン国王。エレーナの実父。

・教会長ザカリエさん

 宮殿に隣接する教会に居住。聖職に就く魔術師の長である。


☆東国・ロードレの人物

・アール

 通商条約の細かい箇所の打ち合わせに、ルーンケルンに上陸。カインと交渉。

☆西国・エディットの人物

・アネイリ国王

 出オチ。

・サイレンス皇太子

 この人も出オチ。

・ガル

 アネイリ国王に仕える侍従長。カインたちを手厚くもてなす。

・リーノ

 西国エディットの国軍大尉。カインたちを手厚くもてなす。

・ヴィクティム

 呪術師。
 レフティをはじめ、ルーンケルン軍隊全体に呪いをかける。

・呪術師のみなさん

 自分たちの祖父母の世代が国外追放されたのは、ルーンケルン国王のせいだと思っている。
 戴冠式の日などにエレーナを襲撃するが、ことごとくカインとエーベルに撃退される。


☆作者

 この拙作、呉宇森映画オマージュしたセリフが幾つかあります。
 こんな時期だからこそ、読み手の皆さまが序盤から最後まで目を通してくださるように推敲を心掛けました。
 生き延びましょう! 
 
                           2020/05/05(火) 優美香 拝



 




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