一節 動く世界 二

文字数 7,733文字

 一日の仕事を終えた私は中廊下に面している障子を開けて自室に入る。行燈を鼎足の木の台の上に置くと深いため息をつきながらうつ伏せで寝転がった。いつも外ばかり見ているものだからてっきりそれ以外のことに興味がないかと思っていた。朝の話だけで多くのことを考えているお方だとわかる。本当にただ呆然と外を見ていたわけではないらしい。外を見ている時は一体どんな顔をしているのかな。顔を横に向けて畳んだ布団を視界に入れる。敷布団と畳が面している部分が行燈の光に当てられているせいか周辺より少し明るい。違和感を覚えて両腕を立てて斜め上から見ると二つ折りにされた和紙があった。少しでも動くのが億劫だった私は和紙に近い腕を鞭にように力なく伸ばして和紙の縁に触れる。中指を和紙と畳の間に滑らして指差し指で押さえつけ雑に取り上げた。両肘を立てて折れた和紙を広げると文字があった。達筆かどうかわからないけど綺麗な文字だとも思えたし絵のような文字だとも思える。
 納屋に本がたくさん置いてある興味があれば読むといい
その文字の意味をすぐに理解できたけど私は何度もそれを見る。崩された文字は事細かに見れば落書きのような節操のない文字に思える。だけど、彼女の字は文字を理解して読むのではなくその曖昧な字から物事をすぐに連想させて頭に立体的に浮かべさせてくれる。まるで書かれた場所に自分がいるような気がして面白くて見てしまう。
 文字で遊び終えた私は和紙の角を綺麗に合わせて四つおりにする。そして仰向けになりそれを胸元に置いて上に両手を重ねた。行燈の明かりが届かない暗い天井を見て思わず微笑んでしまう。どんな本があるだろうか。今日話してくれた内容に近いものはあるだろうか。それにそれ以外のこともあるかもしれない。高まる期待が胸底を膨らませて気分を高揚させる。ちょうど、明日は三食作るだけでいい日だ。顔を行燈に向け明度を確認する。まだ灯台は明々としている。それに今宵は満月だ。納屋から本を出して縁側で見れば行燈の光は使わなくていい。私は勢いよく立ち上がり行燈を掴んだ。









 朝がくる。ミミズを嘴に咥えた雀が塀の上に停まる。頭を素早く左右に動かすとミミズもぷらんぷらんと揺れる。少し経つとミミズを塀の上に置き啄み始めた。その上空をツバメが通り過ぎる。ツバメは高度を徐々に下げていき枝の上で鳴いている茶色小鳥たちがいる巣に帰る。その木の下では猪が鼻を地面に近づけ木の実を探している。今日も一日が始まる。いつからか踊り場の欄干に座っている彼女はいつも通り遠くから日常を眺めている。まだこの屋敷に住み始めた頃は考えることが多かったが今では頭を空にして見ているだけだ。他にすることもないのでただそうしているだけにすぎない。



 昼になる。湖の中央に白亜の球体が浮かび水光が周囲の植物を下から照らす。近くにある菜の花も湖から反射する淡い青色が被さり水面を通して見るかのような色合いになっている。風が薫り瞳が僅かに乾く。瞬きをして再び外を見るといくつかのたんぽぽの綿が浮遊していた。それらは波紋を立てることもなく湖上に落ちている。どこからか来た彼らの旅は間違った終着点を迎えた。しかし晴朗な空を生き写す湖で最期を迎えられるならそれは悪くないのかもしれない。空の中で死ねるならきっと悪くない。彼女は当てもなく旅に出た彼らが空の中に溶けいく姿を見届ける。影の中でひっそりと。近くにいる桜の木を見る。共にずっといる。何も変わらず。これからもきっと彼女たちは見届ける。自由の果ての結果を。





 太陽が西の山の稜線に触れる頃になると橙色の陽が当たる樹冠と影しかない地表との明暗がはっきり分かれる。日が終わる。やがて訪れる夜に備えて森が静まりかえる。
 今日、あいつを見た記憶がない。
ふと川海を思い出す。時間の経過に疎い彼女でも視界が暗くなるこの頃にはご飯を持ってきているとわかる。気にすることでもないと思い瞳を閉じる。月明かりが出るまでの曖昧な闇が漂うこの時間は影が濃いせいでそう見えるものは多くない。だから、この時の食事はいい時間潰しになる。
 あいつに代わってから食べにくい。いつも私の姿を凝視して一体何を考えている。
禍神を目の前にしながら畏怖を感じさせない無垢な瞳はまるで美しいものを見るかのように私を見ている。人間の幼い子供は目が大きくよく顔が動くとシンが言っていたが本当にそうだ。私の話を聞いている時は口を少し開けじっと大きな目を合わせて楽しそうに聞いていた。集中している時はそのような腑抜けた顔をするなんて本人は思いもしないだろうな。
 –––––––––––––––––––––––––––––。
–––––––––––––––––。
––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––––。
完全に陽が山に隠される。瞼を開けた先は何も見えない。私は欄干から降りると自分が座っていたところを撫でる。手探りでなくてはものの全容が掴みにくい。今宵はいつにまして暗い。月が昇るまでの間だけでも行燈を使いたいと思うくらいに。


 踊り場から離れていつもあいつが座る縁側の角に続く廊下を歩いていく。足元のつま先の輪郭が目を細めればかろうじて見える。顔を上げて先を見るが閉ざされた暗闇が先を遮るせいで何も見えない。記憶を探り縁側を歩いて行くしかないが私はこの屋敷を歩くことが全くない。突然つま先がかたい何かにぶつかった感覚に襲われる。同時になにかが廊下で滑る音が聞こえた。私は何かを蹴ったのだろうか。
「あれ?どのくらいの––––––じかんが」何も見えないがあくびをする息遣いや体を伸ばす喉から出る声が聞こえる。「えっと、あれ––––––––––こんなに暗かったけ。あ……かりつけなきゃ」丸い声を出した後に今度は大きなあくびをする。手が床をまさぐる音が聞こえる。その音がなくなると今度は陶器が擦れるような音が響く。その音とともに火花が断続的に見え始める。廊下から火が灯りぼやけた光が周囲に光の靄を広げていく。廊下に積まれた五冊の本の横に一冊の本がある。それはうつ伏せで横になっているあいつの腹部の近くでもある。あいつは上体を起き上がらせて四つん這いになり一冊の本を積まれた本の上に置く。そして灯台を見つめて「どうしようかな」と呟いた。
私が立ち去ろうと片足を僅かに廊下から離したときに灯台に当てられ影を落としていた私の着物が揺れた。それはあいつの視界の隅に入っていたらしく奴はすぐに顔を見上げた。
「灯台を持ってくれませんか。私は本を持って移動するからどうしても運べなくて」
距離をおいたような話し方をせずそれどころか昨日に見た子供らしい希望に満ちた顔でハキハキと私に話しかけた。
「いいのか。私に話しかけて」
「お願いします」あいつは積み上げられた六冊の本の上に覆い被さり両腕を伸ばす。そして底からそれを持ち上げる。背中が大きくのけ反り足元もそれに引っ張られ小幅に後退をすると次は前のめりになり体勢を無理矢理整えた。「どうしてもしたいことがあるんです」何かに期待した眼差しで私を見る。
「………………この屋敷には何もない」
「あります」あいつは片手を上げる。そして指先を点高く突き上げる。「この世界に生きている限りに何もない場所なんて存在しません」輝いた瞳が私を見る。私はそれに堪えきれず瞳を落とす。直後に本が床に転げ落ちていく音が響いた。
「––––––––––、…………………………………持っていこう」
本を集めるために中腰にしていたあいつと運悪くまた瞳があってしまう。残照のような暗い灯台の明かりしかない中でもその瞳は過度に思えるほどに白く輝いている。あいつが有難うございますと言いうと私は素っ気ない返事をして灯台を取りに行った。





 桜若葉の下で川海を待っている彼女は芝生に座り幹に腰をかけ本を読んでいた。少しだけ欠けた月が湖の中央に浮かんでいる。太陽が登っている間は多くの生き物の息遣いが聞こえるが五月の夜は寂幕としている。月明かりが届かない樹冠の下で本を広げているせいで闇に隠れて字は見えない。まだ本を読み漁っていた時はそれなりに楽しかったような気がする。本を閉じて題名を確認しようとしたがやはり闇の中では何も見えない。
「すみません。お待たせしました」お盆を持った川海が息を切らしながら現れた。灯台の明かりが不要になるほどに時間はもう経っていた。「おにぎりと煮付けとたくあんです」桜若葉の影が密集するところと月光に照らされる大地の境界線で川海は立ち止まる。「門を開けたら一日分の食べ物があったんです。どうしてか知っていますか」
「それは夜食か」
「なんかお腹がかなり減っていて。食べ物がたくさんあったので作りました」
「この本は––––––––––面白かったのか」
彼女は影の中でさも字が見えているかのように本を取り扱う。
「だからここに来ました」
「どういうことだ」
「こちらに来ればわかりますよ」
鼻を膨らませて自信満々に言った。気乗りはしなかったが流れといえ乗りかかった船だ。本を片手に立ち上がる。幹の近くに置いた五冊の本を持っていくか迷っていると川海がお盆を持ってくれませんかと声をかけてきた。


 下に布を敷き二人の間にお盆を置いた。川海はおにぎりを食べながら片手に本を持ち顔をそれにかなり近づけて空とそれを交互に見る。彼女はそんな川海の姿を見ている。難しい顔をしてボソボソと何かを口ずさみおにぎりがなくなった空いた片手を月明かりを反射させる黒髪の中に入れている。
「全部同じにしか見えない。何かを基準にすれば……………」
いくつのもの星々が煌めく夜空を見難そうに瞼を細め見ている。髪を触っている手を空に上げて指で星を指したまま本を見る。そしてまた空を見上げて星と星を繋ぐように指を滑らせる。本に隠れた顔から唸り声が漏れ始める。
「北星を始めに探せばいい。全ては其処から始まる」
「北星?えーっと……………」
顔をうつ伏せて鼻先が本に触れそうになるまで近づける。
「ここなら頭を上げて視線の少し上に北斗が見える」本に夢中になっている川海の肩を指先で触れる。顔を上げた川海と瞳が合う。退屈そうに眉毛をひそめている。彼女は指先を雄大な夜空に向ける。「私の指をなぞり動けばいい。空の歩き方を教えよう」彼女の指は弘法大師が字を紡ぐようにその物体の本質の輪郭をなぞるように動く。川海は自分を夢中にさせた字が眼前で誕生する興奮に身を震わせてとても楽しそうに指先を見る。「錨星が完成したのかがわかるか」
「はい。浮き上がって見えます」
「上出来だ。次にそれの少し上にある子熊星を見つける」いつもは遠くにある空が近くにある。川海は距離を空けたままでは彼女の指先がわかり難くて間にあったお盆をどかして近づいていく。彼女と同じように指を動かすだけでまるで星に触れているような気がする。「錨星の中折れした部分の星と柄杓––––––」
「おおぐま座の見方も知りたいです」
川海はいつの間にか本を置いていた。彼女の指先から紡ぎ出される星々の形にのめり込み瞳に無数の光を映している。彼女も川海に感化されてか。久々に夜空が雄大であることを自覚する。過去の自分が何度も何度も触れた空は変わらずここにある。星の観測をしていた楽しかった時間がよみがえる。
「そして二つの星から等間隔にある子熊星の尻尾に当たる星。それが北星だ」
「あれが北星」
「どうして星を見ようと思った」
「空は地上は球体である可能性があると書いてありました。私はそれが真実かどうか確かめたいです」
「嘘かもしれないぞ」
冷ややかな目で彼女は川海を見る。
「そんなことありません」
語気を強くして言った。
「だが、信用に足らないからこそ真偽を定めに来たのだろう」
「世界に触れるために書かれたこの書物に込めたれた気持ちは本物です。膨大な記述。考察。それらに関する反証。難しすぎて理解ができないところが多いですが」川海は彼女の瞳を見る。月の光芒が湖に反射され周囲は淡い夜で満たされている。腰を地に下ろした彼女たちもその中にいる。月映えする川海の瞳は子供の無邪気なそれというには少し野心的に思える。「私は今日から毎日空を観察します。ですから、持てる知識を私に教えてください」
「そんなことしても意味はない。世界が何だというから何になる」
「知識が智慧に変わると世界と私がつながります」
「だからそれが–––––––––」
「とっても興奮しませんか」声を高くして川海が言った。「世界が開かれるんです。空が近くになってきっと空の先もあってもっといろんなことを知ればこの先のずっと遠くにある大地のことも知れるかもしれない」
「空想だな。たとえそれらができたとしても見なければ砂上の楼閣でしかない」
「なら、見に行きましょう」
「無理だ。私たちはここから出られない」
「なら私がここから出る方法を模索します。だから、神様は私に空を教えてください」
彼女の精悍な瞳に思わず嘲笑してしまう。笑うのは無理ない。数百年間も続いているこの状況を十一歳の少女が変えると宣ったのだ。
「常識的に無理だ。八十禍津日神の穢れを一体誰が受け止められる。奴の半身である私以外に穢れを受け切れるやつがいるわけない」
「北斗を中心に星が動いている。星の軌道の動き方は北斗から近い位置では環状を描き南にいけばいくほど膨れ上がるような楕円を描く。仔細に言えば東の空では斜め上に行き南の空や真上の空では東から西に平行に動いていく。西の空では南側から斜め西に沈んでいく。空や地上は平行だと思っていたがそれではこの原理の説明がつかない。どちらかが環状なのか。また両方が環状なのか。どちらかの可能性が考えられる。北斗が殆ど動かないことからどちらかがまわっていることが確かだ。他の星々が無作為に動いていると仮定することもできるが全ての星が距離を変えず存在し続けることから考えにくい。
 季節によって見られる星に変化があることに気づいた。どうして見られる星と見られない星が存在するのか。星には決まった周期が存在するためか。それとも日の入りの関係であるのに見えないのか。いや、そもそもだ。どうして一年間で日の入りが早くなることがあれば遅くなる。太陽はどうして昇る。太陽も星と同じように季節ごとの周期が存在するのか。太陽は欠けないが月はどうして欠ける。月と太陽が間反対にあるだけで月にあって太陽にない事象はあり得るのか。
 空か地上かどちらかが環状であることがほぼ確定している。そうでなければ一年を通してもあまり動かない北斗が動かない理由がつけない。角度があるのか。もし球体が斜めになっていれば北斗が真上にない説明がつく。それだけではない。前述に述べた南にいけばいくほどに楕円を描くように動いていく星々の動きも説明ができる。球の中心がズレている可能性がある。
 星が動いていると仮定するのに様々な矛盾が生じ始める。矛盾を正すために星や太陽の予測軌道を伸ばしたり短くするが正しく予想ができない。さらに付け加えれば付け加えるほどに煩雑になりわかりにくくなる。だが、この地上が丸くかつ周っているなら……。星の位置が遥か彼方にあればこの地上が動いたとしても星々の位置にズレが生じにくくなる。だが、それを示す証拠がない。
 行き詰まっているところにシンが遠い国からの土産を持って来た。筒状のものでその中を覗くと遠いものが見える代物だった。これは晴天の霹靂だった。月の表層や明けの明星の姿が捉えられた。だが残念ながら太陽は明る過ぎて観測対象にはできなかった。
 明けの明星と宵の明星は同じ星であった。それだけではなくこれは星ではなく球体であった。そして、それの周りにはそれを中心にして回る球が存在した。さらにだ。明星は月のように満ち欠けを繰り返している。数字を記入して面倒なことをやらなくともそれを目にするだけで全ての理屈が通った」
突然本を読んだ川海はまばらに頁を開きそして最後に最後の一行を読んだ。その道中には様々な憶測や仮定、数式、時折愚痴が書かれていた。この本の始まりは途中から書かれている。つまりこの本は何冊かめのものでこの本に至るまでのあらゆる空の可能性が書かれた本がほかにあることになる。一体どれほどの量を書いたのだろうか。それら仮定の全ては最後に実的証拠に基づかないため棄却すると記されていた。
「今まで描き殴られていた文字が最後だけ綺麗に書かれています。だけど、その後にこの本を書いた人の答えが書かれてしません。きっとその人はこの空の原理がわかったときにこの世の常識が変わったはずです。だから、私も見つけられるはずです。原理が解明されてないのにそれを常識ということは世界を狭くしているだけです」
「だが、それが自分の望む答えだとは限らない」
「そうだったとしてもそれを見つけた衝動はきっと抑えられないものです」川海は本を彼女に掲げ見せる。「それを知ればまた新たな原理が出る。そんな過程を何度も繰り返して解明して私たちがここを出られる答えも同じように手繰り寄せます」
川海はその本の表紙一面に一本筆で書かれた躍動する文字を彼女の瞳に入れ込ませる。するとあの時に筆を持った感覚が彼女の指からほとばしり腕に電流が流れる。
 地動
「地上が動くのならありないことはないです。どんなことだって理由があります。神様が神の原理を人理で証明したんです。だから、今度は人である私が神の原理を人理に落とし込める」
「だが、そんなのものは実際に様々な地点で観測しなければ意味がない」
「だから、私が連れ出すの」川海は顔を互いの鼻息が触れ合うほどに近づける。「世界を証明する旅に出る‼︎」

 信じるに足る確証がない。なのに私はこいつの瞳を見るだけでどうしてこうも熱にうなされるように胸底がほとばしるだろうか。かつての私が持っていた情念がどうしてそのままその本に残り続けた。空に神がいないと帰結した時点で私はもう自分が何者でもないと失望しておわったはずだった。どうしてだ。なのに。私は後悔している。どうして今までこの屋敷に閉じ込められることが当たり前だと思い続けたと。止まり続けた思考がまた動いていく。遠くに思えた空がまた近くに感じる。
「どうしてそこまで」
「この本を見て興奮しない人はいないです。それに––––––––––––––––」
あいつは言いかけた言葉をすぐに引っ込めた。
「どうした」
あいつは私から顔を遠ざける。そして臀部を地面に力なく落として力んでいた肩が下がった。大概にしてこいつの感情は手や足でわかる。瞳や顔を固めることもないので微細な心の揺れすら視覚的にわかる。しかし今は月気に当てられた濡羽色の髪がよく似合う大人に見える。
「外を見ている理由がわかった気がしたからです」
「暇だからそうしているだけだ」
あいつは湖上に浮かぶ月を見る。
「ここから見ても湖は遠いままですね」
薄れた微笑みをする。物静かな夜が不意に訪れる。私はなぜか胸騒ぎを覚える。凪いだ風が私たちの体を過ぎていく。
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