第50話
文字数 420文字
『ななちゃん!!』
ハッとした。
『ベランダから身を乗り出したら危ないからやめて。』
「一人でいかせてしまったから。一緒にいかないと」
『やめてよ!!俺、外出れないわ。ほっといたらななちゃん死んじゃうじゃん。』
「死にたいわけじゃない。でも、ポンちゃんを一人にはできない」
『ねえ、ほんとにやめて!!ななちゃん死んだら今のななちゃんみたいな気持ちにみんながなるよ?ななちゃんが大切にしてる家族や犬や俺だって、みんな心配してる。』
「死なないから今は一人になりたい。みんなのことよりぽんちゃんを一人にしたことの方が辛い。私がちゃんとしていれば」
『ちゃんとしてたでしょ!!いつも子供のこと考えてたっしょや!!自分を責めててもとにかく生きてくしかないでしょ。
………一人になりたいなら誰かと電話とかしてて。一人になるにしても心配すぎてバイトいけないから』
誰かと電話…したのかな?ちょっと思い出せないけど彼はバイトに行って2時間くらいですぐに帰ってきていたと思う。
ハッとした。
『ベランダから身を乗り出したら危ないからやめて。』
「一人でいかせてしまったから。一緒にいかないと」
『やめてよ!!俺、外出れないわ。ほっといたらななちゃん死んじゃうじゃん。』
「死にたいわけじゃない。でも、ポンちゃんを一人にはできない」
『ねえ、ほんとにやめて!!ななちゃん死んだら今のななちゃんみたいな気持ちにみんながなるよ?ななちゃんが大切にしてる家族や犬や俺だって、みんな心配してる。』
「死なないから今は一人になりたい。みんなのことよりぽんちゃんを一人にしたことの方が辛い。私がちゃんとしていれば」
『ちゃんとしてたでしょ!!いつも子供のこと考えてたっしょや!!自分を責めててもとにかく生きてくしかないでしょ。
………一人になりたいなら誰かと電話とかしてて。一人になるにしても心配すぎてバイトいけないから』
誰かと電話…したのかな?ちょっと思い出せないけど彼はバイトに行って2時間くらいですぐに帰ってきていたと思う。