第14話
文字数 303文字
彼は学校、その後塾のバイト、休みの日などたまに単発の警備員バイトをしていた。
『ただいま』
「おかえり。あのね…あのぉ……ご飯……作って待ってようと思ったんだけど……」
『おお、何にした?いいじゃん』
「あ……あのぉ……なんていうか…炊飯器使ったことなくて…3合炊こうと思って3のところまでお米入れて、お水いれたんだけど…」
『…………3のところまでお米入れたの?』
「え?うん。3合だから。でもなんか、米が米になってなくて…」
『まあ、そうだね。3は水の量だから…お米半分くらい減ったっしょや。ななちゃんの実家って土鍋だったって言ってたもんね。』そう言って彼は笑った。
笑い飛ばして炊飯器でのお米の炊き方を教えてくれた。
『ただいま』
「おかえり。あのね…あのぉ……ご飯……作って待ってようと思ったんだけど……」
『おお、何にした?いいじゃん』
「あ……あのぉ……なんていうか…炊飯器使ったことなくて…3合炊こうと思って3のところまでお米入れて、お水いれたんだけど…」
『…………3のところまでお米入れたの?』
「え?うん。3合だから。でもなんか、米が米になってなくて…」
『まあ、そうだね。3は水の量だから…お米半分くらい減ったっしょや。ななちゃんの実家って土鍋だったって言ってたもんね。』そう言って彼は笑った。
笑い飛ばして炊飯器でのお米の炊き方を教えてくれた。