第36話

文字数 420文字

その日は2時間ほど顔合わせをおこない、解散した。
次の日、私は出血があり、動けなかったため彼が母を迎えに行ってくれて、母とスーパーで買い物をして、母が部屋の掃除やご飯を作ってくれた。
『野菜の見分け方な、教えといたで。爽くんに。』
「あとこれ、ななちゃんじゃがりこサラダ好きって言ったら買ってくれた。」
彼は外では我を通さず合わせられる人だったから、母とも表面上仲良くしていた。
半は人が大好きなため母がきてとても喜んでいたがケージから出さなかったので大鳴きしていた。
『あんたら、犬どうすんの?ななちゃん、発症してないとはいえ、気管支喘息もってるからね。赤ちゃんの時診断されてるから犬なんて…発症するかもしれんよ。』
「彼の実家もお父さんと妹さんがかなり犬苦手らしくて、面倒は見てもらえないから二人でなんとかするしかない。まあ、私が入院とかなれば彼がなんとかする」
『頻繁にはこれないけど、また来るわ。なんかあったら電話して』
母はそう言って帰っていった。
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